神戸市長田区で「こうべあいウォーク」が開催され、震災の記憶や復興の歴史を参加者が体験。地域の重要な象徴を巡り、語り部が復興の難しさを語りました。
要約すると神戸市長田区で12日、震災の記憶や復興の軌跡をたどるイベント「こうべあいウォーク」が開催され、約200人が参加しました。
このイベントは、阪神大震災から30年を迎えたことを受けて、地域の復興の歴史を振り返り、震災の影響を受けた商店街や復興の象徴である「鉄人28号」のモニュメントを訪れる内容です。
「こうべあいウォーク」は1999年に始まり、これまでに延べ1万人以上が参加してきました。
参加者たちは、震災で焼失や倒壊を経験した場所を巡り、復興の歩みを実感しました。
また、JR新長田駅北側の水笠通公園では、地域の再生に向けて活動してきた野村勝さん(86)が語り部として講話を行い、復興の過程で直面するさまざまな問題について語りました。
彼は「復興はいろいろな問題をクリアしなければならず大変難しいが、住民が動いて行政を動かせば良いまちができる」と述べ、地域の協力の重要性を強調しました。
このイベントは、震災の記憶を風化させず、次世代に伝えるための大切な機会となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a968486f41cade7c736f06039ccad0add968289