クロアチア大統領選でミラノビッチ氏が再選の見通し。ウクライナ支援に否定的な姿勢が影響し、与党候補を大きく上回る得票率での勝利が確実視されています。
要約するとクロアチアの大統領選挙が12日に行われ、現職のミラノビッチ氏が再選される見通しです。
投票は日本時間の13日午前3時に締め切られ、国営メディアによると開票率99%の時点で、ミラノビッチ氏は74.58%の得票率を記録し、与党の支持を受けるプリモラツ元教育・科学相は25.42%にとどまっています。
ミラノビッチ氏は中道左派の社会民主党の党首であり、EUやNATOによるウクライナ支援に対して否定的な立場を取っています。
この立場は中道右派の与党「クロアチア民主同盟」を率いるプレンコビッチ首相から「親ロシア派」との批判を受けています。
クロアチアでは首相が政治的な権限を強く持っていますが、大統領は外交や安全保障に関する発言権を有しており、ミラノビッチ氏はこれまでプレンコビッチ首相と対立してきました。
再選後もこの対立は続くと予想され、今後の政局に影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3903e4a9dc5b49b554d68d3014344db06882e936