旭化成社長が語る事業ポートフォリオ転換と成長戦略

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旭化成の工藤社長が、事業ポートフォリオ転換の理由や成長戦略を語る。EV市場向けのセパレーター事業に注力し、2030年度には営業利益4000億円を目指す。

要約すると旭化成の工藤幸四郎社長は、同社が事業ポートフォリオを転換し、成長を目指す理由について語った。

旭化成は1970年代までは合成繊維の大手企業だったが、現在は化学を中心にマテリアル、住宅、ヘルスケアの3本柱で多角化を進めている。

特に、2022~2024年度には約7000億円の投資を見込んでおり、成長牽引事業「GG10」に力を入れている。

2024年度の営業利益目標は、事業利益の50%以上を目指しているが、その成功の鍵は米国の電気自動車(EV)市場におけるリチウムイオン電池用セパレーター事業にかかっている。

工藤社長は、2025年3月期の業績はほぼ予想通りで、2024年度の営業利益が上方修正され1950億円になる見込みであると述べた。

また、2030年度に向けて2700億円の営業利益目標を設定しており、ROE(自己資本利益率)15%以上を目指している。

事業構造転換については、他社への譲渡や共同事業の可能性を考慮しつつ進めており、特に化学品事業の譲渡については2024年度中にめどをつける予定である。

旭化成は、成長分野への選択と集中を進めるため、GG10に対する投資を強化している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f900d64fbbb92671b098064acde71ef3af52617

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