バレンティーノ・ロッシが2025年もWECのLMGT3クラスに参戦し、BMW M4 GT3 EVOを駆ることが決定。新たなチームメイトと共にさらなる成長を目指す。
彼はチームWRTのBMW M4 GT3 EVOを駆り、ル・マン24時間レースを含む全8戦に参加する予定だ。
昨年のWECでのデビューシーズンでは、2度の表彰台を獲得し、強力なパフォーマンスを発揮したロッシは、BMW Mモータースポーツと共にさらなる成長を目指している。
2025年のレースプログラムでは、ロッシはWECかGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCE)のいずれかを選択する必要があったが、シーズン終了時にWECへの参戦を継続する意向を示した。
チームメイトには、BMWと新たに契約したケルビン・ヴァン・デル・リンデと、昨年も組んだアフマド・アル・ハーティが名を連ねている。
ロッシのWEC参戦が決定した背景には、彼が最近第二子を迎えたことも影響しており、今後のレース活動に対する慎重な姿勢が垣間見える。
31号車にはアウグスト・ファルフス、ティムール・ボグスラフスキー、ヤセル・シャヒンが乗ることが決まっており、それぞれのドライバーが持つ実績も注目される。
特にボグスラフスキーは耐久カップのタイトルを2度獲得しており、シャヒンも昨年のLMGT3でランキング2位となっている。
31号車は、南オーストラリアのザ・ベンド・モータースポーツ・パークにちなみ、ザ・ベンド・チームWRTの名の下にエントリーされる。
ロッシの挑戦は、ファンにとっても大きな期待を寄せられる瞬間となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2bfa12fafdca83c345252a1aa4a87c98a6d41d63