ロサンゼルス山火事がNASA通信網に与えた影響

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ロサンゼルスの山火事でNASAの深宇宙通信網が無人化。1963年の開設以来初の事態で、チームは通信を維持し続けている。

要約すると米カリフォルニア州ロサンゼルス周辺で発生した山火事が、NASAの深宇宙通信網「Deep Space Network(DSN)」の管制室を1963年の開設以来初めて無人にした。

この通信網は、米国、豪州、スペインに設置された3つの大型アンテナを通じてNASAの宇宙ミッションとのデータ通信やテレメトリーを行っており、火星探査車が地球に信号を送る際にも利用されている。

管制室はロサンゼルス郡パサデナに位置し、ここでDSNの運用管理が行われている。

山火事の影響にもかかわらず、DSNのチームは宇宙探査機や探査車との通信を維持し、太陽系で進行中のミッションを継続する努力をしている。

NASA科学ミッション本部の副本部長Nicola Fox氏は、DSNのチームが一つのデータも失わずに通信を続けたことを称賛した。

また、JPL所長のLaurie Leshin氏は、消防隊の努力によってJPLが火災の被害を免れたとしつつ、150人以上の職員が家を失ったことや、多くの人々が避難を余儀なくされている現状を報告。

支援が必要なJPL職員のために「Caltech and JPL Disaster Relief Fund」への寄付を呼びかけている。

このように、山火事はNASAの通信業務に影響を与えたものの、チームはミッションの継続に尽力している。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f55d596e2f8b7a3c6d662e32340c903a7e290c1e

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