ウクライナ軍が1月13日夜、ロシアのブリャンスク化学工場をATACMSミサイルで攻撃。ロシア側は迎撃を主張するも、ウクライナは火災の画像を公開。重要な軍需施設を狙った戦略的攻撃が続いている。
攻撃には、アメリカから供与された長距離ミサイルシステム「ATACMS」と無人機が使用されたとされ、ウクライナ当局者のアンドリー・コバレンコは、これがロシア軍にとって重要な武器や爆弾の製造に不可欠な施設を狙ったものであると述べています。
ロシア国防省は、この攻撃に対してすべてのミサイルとドローンを迎撃したと主張していますが、ウクライナ側はブリャンスク化学工場の火災の画像を公開しています。
ウクライナは、国境から数百キロも離れたロシアの重要施設を標的にしており、特にブリャンスク化学工場は砲弾や爆弾の製造に関与しているため、戦略的な攻撃とされています。
また、ロシアの独立系メディア「アストラ」は、ウクライナがブリャンスクの北西に位置するセリツォの化学工場も攻撃したと報じています。
ウクライナの無人システム部隊は、ドローンによってロシアの防空システムをかく乱し、ミサイルが主要な標的を正確に攻撃するための道を開いたと説明しています。
これにより、ウクライナは複数の重要な軍需施設を狙った攻撃を実施し、ロシアの防衛力に対する圧力を高めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2cb9e7f2833e54426800a538396b401f34c200cd
ウクライナ軍のATACMS攻撃がロシアの化学工場を標的にしたことに関するコメントは、様々な視点が交錯していました。
多くのコメントでは、ロシアがウクライナに対する侵略を続ける限り、軍事施設はすべて攻撃の対象になるとの見解が示されていました。
ウクライナの作戦遂行能力が日々向上していることから、ロシアにはもはや安全地帯がないとする意見もありました。
さらに、ウクライナは攻撃を通じて新兵器の開発や新たな作戦の立案を行い、モチベーションが高まると考えられていました。
一方で、化学工場を攻撃することによる一般市民への影響を懸念する声もあり、戦争の非人道性に対する疑問が投げかけられていました。
特に、ロシアのインフラ攻撃に対する非難とウクライナの攻撃を支持する姿勢の矛盾を指摘するコメントもあり、戦争の倫理について考える必要があるとの意見が目立ちました。
また、ウクライナのドローン技術や米国・英国からの支援についても触れられ、さらなる支援を求める声が上がっていました。
全体として、ウクライナの攻撃がロシアをじわじわと蝕んでいるとの見解が多く、戦争の進展に対する関心が高まっていることが伺えました。