スバルが「レガシィ アウトバック」の30周年を祝う特別仕様車を発表。STIチューニングでスポーティな走行性能を実現し、現行モデルの生産終了も明らかに。
このモデルは、1994年に初代が登場して以来の歴史を持つ「レガシィ アウトバック」の集大成ともいえる存在です。
初代はアメリカのSUVニーズに応える形で成功を収め、日本では「レガシィ グランドワゴン」として発売されました。
以降、モデルは進化を続け、特に2003年からは「レガシィ アウトバック」としての名称が定着し、さまざまな新技術やデザインの刷新が行われました。
今回の特別仕様車は、「レガシィ アウトバック リミテッドEX」をベースにしており、STI(スバル テクニカ インターナショナル)による足回りのチューニングが施されています。
これにより、スポーティな走行性能と快適性を兼ね備えたモデルとなっています。
エクステリアはブラックで統一され、インテリアにはアイボリーとブラックのナッパレザーシートが採用され、高級感が演出されています。
さらに、30周年を象徴する専用のリアオーナメントや刺繍が施され、特別感が増しています。
しかし、残念なことに、日本市場向けの「レガシィ アウトバック」は現行モデルを最後に生産が終了し、36年の歴史に終止符が打たれることが明らかになりました。
2025年3月末までの受注をもって販売終了となる予定で、今後は新型SUVに注力していく方針です。
こうした歴史的な節目に発表された「30thアニバーサリー」は、特に注目に値するモデルと言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9eb767822aafe21aad7d918295d97dfaec079d37