金塊密輸事件が発生し、巧妙な手口が明らかに。税関の対策強化が急務となっています。
要約すると2024年9月、韓国籍の男2人が金塊密輸の疑いで逮捕されました。
この事件は、2023年8月に愛知県常滑市の中部国際空港に到着した飛行機の座席から発見された、約6キロ（5282万円相当）の金塊に関するものです。
密輸の手口は年々巧妙化しており、最近では税関での消費税支払いを回避するために、飛行機の座席に金塊を隠す手法が用いられています。
名古屋市港区にある名古屋税関の神瀬俊彦広報室長によると、今回の手口は一般の荷物や身辺に隠すのとは異なり、税関を通ることなく密輸を試みるものでした。
具体的には、台湾からの便で金塊を持ち込んだ男が、飛行機の座席に金塊を隠し、到着後に別の男がその金塊を回収するという流れでした。
国内線に切り替わる飛行機を利用することで、税関検査が行われない隙を突こうとしたのです。
この手法が成功すれば、約528万円の消費税を回避できる計算になります。
名古屋税関は、こうした新たな密輸手口に対抗するため、対策を強化しているものの、密輸者の巧妙さには頭を悩ませている状況です。
今後も、税関の監視体制を強化し、密輸行為を未然に防ぐ努力が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e948699fa7319459adb685086207443372bdc59e