インドが人工衛星のドッキング実験に成功、米ロ中に続く4カ国目となり、宇宙探査の新時代を迎える。
この実験は「宇宙ドッキング実験」（SpaDex）と名付けられ、インドは米国、ロシア、中国に続く4カ国目となります。
打ち上げられたのは、各220キロの小型衛星「ターゲット」と「チェイサー」で、これらはインド南部アンドラプラデシュ州の宇宙センターから国産ロケット「PSLV」によって低軌道に投入されました。
ジテンドラ・シン科学技術相は、このミッションがインドの技術力を示し、宇宙探査の新時代の幕開けになると述べています。
ドッキング技術は、有人月面探査や宇宙ステーション建設など、インドが掲げる宇宙目標を達成するために不可欠とされています。
ドッキングにより、衛星間で機器や試料、人員を移動させることが可能となります。
SpaDexでは、ドッキングした2機の間で電力を伝送する実験も予定されており、これは宇宙でのロボットや実験装置の操作、機体制御に必要となる技術です。
ドッキング実験は、技術的な問題により7日と9日に延期されましたが、12日には衛星間の距離を3メートルまで縮める試行も行われました。
これにより、インドの宇宙技術がさらなる進展を遂げることが期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b8cddd2afff9bc8c1ef7a2154ff193fd963a522
インドが人工衛星のドッキング実験に成功したことに対して、ネット上では様々な意見が交わされました。
特に、他国の宇宙開発の進展に驚く声が多く、宇宙産業の競争が一層激化していることが感じられました。
「宇宙開発が急速に加速していく」という意見があった一方で、日本がこの競争に置いていかれるのではないかという懸念も示されていました。
具体的には、日本でもドッキング実証衛星（きく7号）が存在するものの、インドの成功がより厳しい条件での実現だったのか疑問を持つコメントがありました。
また、資金や人材不足を理由に、日本の宇宙産業に対する悲観的な見解もあり、今後の展望に不安を感じている人々がいました。
このように、インドの進展を祝う声と同時に、日本の現状を憂う意見が交錯しており、宇宙開発における国際的な競争の厳しさが浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
なんか、4番目ってのがすごい違和感あるな。
日本でもドッキング実証衛星(きく7号)でドッキングやってたよな？
金も人もいない日本は付いていけないから、もう宇宙産業は諦めたほうが良いかも。
宇宙開発が急速に加速していきますね。
他国の技術進展に驚く声が多かった。