東京オートサロン2025で、NATSが製作したレクサス「LFA2」風のカスタムカー「NATS LFA-II GT concept」が注目を集め、学生たちの努力が感じられる完成度の高いモデルが披露されました。
このモデルは、レクサス「LFA」の後継とされる「Electrified Sport」を基にしており、SuperGT参戦を視野に入れたドレスアップ・スポーツカーとして初お披露目されました。
NATSは自動車整備士を養成する学校で、モータースポーツやカスタムカー制作にも力を入れています。
今回のコンセプトカーは、トヨタ「86」をベースにしており、軽量でコンパクトなボディにエアロパーツを組み合わせることで、優れたハンドリングを実現しています。
特に、フロント部を250mm延長し、ボディの造形にもこだわることで、LFAに近づける努力が見られます。
オーバーフェンダーやサイドディフューザー、ウイングなどの空力パーツを装着し、全幅2000mmを超える迫力のスタイルを実現しました。
タイヤにはTOYOのPROXESを装着し、SUPER GTマシンにふさわしいサイズを確保しています。
さらに、パワートレインにも手が加えられ、自然吸気エンジンにGReddyのボルトオンターボキットを追加し、最高出力は266psに達しています。
完成度の高さと迫力のスタイルから、展示ブースは大盛況で、制作過程には多くの苦労があったことも報告されています。
特に車高を極限まで下げる作業や、ボンネットの完成がオートサロン前日までかかったことなど、学生たちの努力が感じられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/96b012907294c43402fcebfe6fa7224cfc49ef31