リフォームUK、労働党に迫る支持率と2大政党制の変化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

英国の右派政党「リフォームUK」が、労働党に接近する支持率を獲得。経済問題が影響し、2大政党制の終焉も視野に入る。次回選挙での動向が注目される。

要約すると英国の右派政党「リフォームUK」が、最新の世論調査で与党の労働党に接近したことが明らかになりました。

調査を実施したユーガブによると、「明日総選挙が行われたらどの党に投票するか」という質問に対し、労働党は26%、リフォームUKは25%の支持を得ており、野党第一党の保守党は22%にとどまっています。

この結果は、景気対策で成果を上げられないスターマー労働党政権の人気低下が影響していると考えられています。

労働党は昨年の総選挙で大勝し、14年ぶりに保守党から政権を奪取しましたが、経済回復に関する具体的な成果を示せずにいます。

特に、昨年10月にはリーブス財務相が財政赤字の緩和のために400億ポンドの増税を発表し、有権者からの反発を招きました。

現在、英国経済はスタグフレーションの影響を受けており、物価上昇と景気後退が同時に進行しています。

このような状況から、経済専門家の間では「メルトダウン」への懸念も広がっています。

次回の総選挙は2029年に予定されており、労働党に投票する意向を示した有権者は、24年の総選挙での支持者の54%にとどまっています。

一方、リフォームUKに投票した有権者の87%は、次回も同党に投票する意向を示しており、党の支持基盤が強固であることが伺えます。

保守党は、流出した票を取り戻すために、強硬保守派のケミ・ベーデノック氏を党首に選出しましたが、世論調査では保守党に投票した有権者の15%が29年にはリフォームUKに投票する意向を示しており、党の求心力が低下していることが浮き彫りになっています。

リフォームUKは24年の総選挙で約14%の得票率を記録し、下院で5議席を占めています。

今後の動向が注目される中、英国の2大政党制が終焉を迎える可能性が高まっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5bb6b64e7bc2e71b7312e7dd65175f888d794f9d

ネットのコメント

コメントでは、リフォームUKの支持率が上昇し、労働党に迫る状況についての意見が多く寄せられました。

特に、英国の小選挙区制が二大政党制を維持する要因であるという指摘がありました。

過去の欧州議会選挙では、英国独立党やブレグジット党が第一党となったことが例として挙げられ、比例代表制の利点が強調されていました。

また、欧州の他の国々でも左翼系の政治組織が衰退しつつあるとの見解があり、これが日本にも影響を与えることを期待する声もありました。

日本の政治については、野党の主張が不明瞭であることや、選挙の公正性が危ぶまれる状況に対する懸念が表明されました。

さらに、国民民主党の新たな勢力構築や、自民党の左傾化に対する不満も見られました。

全体として、リフォームUKの動きが新たな政治的潮流を示唆しているとの意見が多く、これが世界的な流れになっているとの指摘がありました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 英国下院は小選挙区制だから、なかなか2大政党制が終焉しないんですよね。

  • 左翼系の政治組織の台頭がやっと終焉に向かっているのではないか。

  • 日本はどうなのだろう。

    主張のハッキリしない政党が乱立している。

  • 自国の利益より多様性やグローバル化を優先するのはおかしい。

  • リフォームUKの支持率上昇は、世界的な流れになっているのですね!!!

関連URL

2025年最新!世論調査のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。