阪神淡路大震災から30年、医師が語る災害医療の教訓と現状
要約すると阪神淡路大震災から30年が経過した今、名古屋大学医学部付属病院の山本尚範医師(46)は、当時高校生ボランティアとして被災地を訪れた経験を振り返り、災害医療の現状について語りました。
山本医師は、震災当時、神戸市の避難所での支援活動を通じて、地域の助け合いの重要性を実感し、救急医師を目指すきっかけとなったと述べています。
彼は、30年前の医療体制が未熟であったことを痛感しており、特に一部の病院が医療資源を持ちながらも、患者が運ばれなかったことが最大の悲劇であったと指摘します。
この経験を通じて、災害医療の必要性が強く認識されるようになり、現在の医療体制はこの教訓を基に発展してきました。
山本医師は、2011年の東日本大震災の際にも石巻市で活動し、生活習慣病の治療や地域医療の支援に努めました。
また、彼はDMAT(災害派遣医療チーム)のメンバーでもあり、災害時における医療提供の重要性を強調しています。
震災から学んだことは多く、今後も災害医療の発展に寄与し続ける意義を感じていると語りました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c8bc1dc5a979ae7a286cfce9bd2a3ea5377e2d0f