和歌山市が阪神大震災30年を機に職員約200人で非常参集訓練を実施。災害時の迅速な対応を学ぶ。
要約すると2023年1月17日、和歌山市では阪神大震災から30年を迎え、職員約200人が参加した非常参集および初動対応訓練が行われました。
この訓練は、南海トラフ巨大地震が発生し、震度7を観測した際の想定で実施され、建物の倒壊や津波警報の発令、沿岸部での被害を想定しました。
職員たちは、交通インフラが利用できない状況を想定し、ヘルメットや防災ベストを着用し、徒歩や自転車で和歌山城西の丸広場に集まりました。
尾花正啓市長は、職員たちに対し、実際の震災時にはがれきや道路の陥没が起こる可能性があるため、自身の安全を確保しつつ参集できるよう、日ごろから訓練を重ねるようにと呼びかけました。
その後、市消防局に設置された災害対策本部室では、寄せられた被害情報の集約や、県の防災ヘリによる市街地の状況確認が行われました。
このような訓練を通じて、職員たちは災害時の迅速かつ的確な対応を学び、地域の安全を守るための意識を高めることを目的としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2737827b1ca24b02a37ae146c02c4c8614d44cbb