フジテレビの経営不在が問題視され、売上高が23%減少。古い企業文化が影響し、視聴率三冠王を失った影響が深刻。
最近、中居正広氏に関連するトラブルが発端となり、1月17日に行われた港浩一社長の会見が大きな失態となりました。
この会見に対する厳しい批判が広まり、広告主のCM差し替えが相次ぐ事態に発展。
特に、2014年度から2023年度にかけてフジテレビの売上高は約23%も減少しており、他のテレビ局は踏ん張っている中でフジテレビだけが「一人負け」の状況に陥っています。
問題の根源は、90年代から続く古い企業文化と経営体制にあります。
タレント接待の強制などが問題視されていることからも、ガバナンスの欠如が顕著であり、時代の変化に適応できていないことが売上の低下に繋がっています。
かつてはテレビ業界のトップに君臨していたフジテレビですが、視聴率三冠王の座を日本テレビに奪われた2011年以降、経営の停滞が明らかになり、視聴者離れも影響していると考えられます。
今後、第三者委員会による調査が行われる予定ですが、港社長の責任が問われることは避けられないでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a4c936ae6ab9bd7082b599f79223be0c0327edf7
フジテレビの経営不在が深刻な売上減少を招いた現状について、ネット上では多くの意見が寄せられました。
コメントの中では、過去の成功体験に依存した経営陣が、時代の変化に鈍感であることが指摘されていました。
特に、ヒット番組を生み出したプロデューサーが社長に就任した結果、経営が行き詰まったという意見が多く見受けられました。
視聴者は、フジテレビが過去の栄光を追い求めるあまり、視聴者のニーズに応えられない番組制作を続けていることに失望していました。
また、タレント接待や内部の悪習慣が問題視され、企業文化が悪化しているとの指摘もありました。
視聴者は、報道が偏っていることや、選挙報道の不透明さについても不満を抱いており、信用を失墜したのは自業自得であるとの意見もありました。
さらに、経営陣の無能さや、外部の視点を取り入れないタコツボ経営が再生の妨げになっているとの指摘もありました。
全体として、フジテレビは時代の変化に対応できていないと感じる人が多く、早急な体質改善が求められているという意見が強かったです。
ネットコメントを一部抜粋
ヒット番組を生み出したプロデューサーの貢献度を買って社長にしていずれ経営が行き詰まるのは明白だった。
フジの場合、やってることがあまりに凶悪すぎて「ガバナンス低下」が直接の原因とは思えなかった。
最先端のものを視聴者に提供する自負があるなら、もっと時流を掴んで番組制作していければよかった。
タレントとつるんで人気番組をつくることに長けた人間が、出世して経営権を握ったからおかしくなった。
日枝氏は1980年代のフジテレビの大躍進に貢献したが、2000年代以降の鈍感さが問題だった。