阪神・オリックスの優勝パレードの経費を巡り、兵庫知事らが背任罪で告発された。市民団体が提出した告発状では、補助金の不正増額と寄付要求が指摘されており、厳正な捜査が求められている。
尼崎市の市民団体「市民オンブズ尼崎」が提出した告発状に基づき、兵庫知事の斎藤元彦氏と元副知事の片山安孝氏が背任罪で告発された。
告発状によると、斎藤氏らは、金融機関への補助金を1億円から4億円に増額し、その見返りとして優勝パレードへの寄付を要求したとされている。
この行為は、県予算を使わない開催計画を実現するためにキックバックを要求し、本来不要な補助金の増額によって県に損害を与えたというものである。
また、補助金の対象となった金融機関も背任の共犯となる可能性があるとされ、市民団体は「厳正な捜査を求める」と訴えている。
優勝パレードに関する疑惑は、昨年7月に亡くなった元県西播磨県民局長の男性が作成した文書に記載されており、その内容が一部報道機関に配布された。
男性は文書の内容が誹謗中傷に当たるとして県から懲戒処分を受けた経緯がある。
斎藤氏はこれまで疑惑を否定しており、昨年11月25日の県議会調査特別委員会では、県幹部が斎藤氏と片山氏からの増額指示を受けたと証言したものの、「額が動くのはよくあることだ」と説明している。
これにより、優勝パレードの経費に関する問題は、今後の捜査によって明らかにされることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/feb1a2529e0864c12eab52f4c1c84d6017bfb93a
コメントの内容は、阪神・オリ優勝パレードに関する経費不正疑惑とその告発に対する反応が中心でした。
多くのコメントは、疑惑がある以上は徹底的に調査する必要があるという意見を持っていました。
特に、兵庫県警の捜査が始まることに期待を寄せる声が多く、過去の問題が放置されていたことに対する不満も表明されていました。
具体的には、百条委員会での追及が不十分だったことや、メディアが他の問題を優先して報じていたことについての批判がありました。
また、パレードの経費が本当に地域や選手にとって必要だったのか、税金を使う価値があったのかという疑問も多く見受けられました。
さらに、協賛金の使途に関する疑念や、県税が不正に使われた可能性についても言及され、捜査によって真相が明らかになることを期待する声がありました。
全体として、コメントは捜査の進展に期待しつつも、過去の経緯に対する疑問や不満を表現していました。
ネットコメントを一部抜粋
一応疑いがある以上は、白にせよ、黒にせよきちんと調べてほしい。
この件が法的に最も問題があるのでは、と思っていたので、やっと捜査対象になるのかと感じた。
ようやく捜査が始まることに期待している。
今更だけど、こういうパレードって本当に何億もかけてやるほど地域に望まれているのか疑問に思う。
このパレードは当初「協賛金が全く集まらない」と言っていたのに、終わってみれば黒字になったと報じられていた。