Crypto.comがEUのMiCAライセンスの原則承認を取得し、EU全域での暗号資産サービス提供が可能に。これにより、業界全体の透明性と安全性が向上することが期待されています。
要約すると海外の暗号資産取引所であるCrypto.comが、EUの「暗号資産市場規制法(MiCA)」に基づくライセンスの原則承認(IPA)を取得したことを1月17日に発表しました。
この承認を受けることで、Crypto.comは最終的なMiCAライセンスの承認を取得次第、EU全域で様々な暗号資産サービスを提供できるようになります。
Crypto.comはこのIPAを取得した最初の主要なグローバル暗号資産サービスプロバイダー(VASP)であり、今後の事業展開において大きな影響を与えることが期待されています。
MiCAは昨年12月30日にEU全域で施行された暗号資産に関する規制枠組みであり、これにより暗号資産に関する透明性や安全性が向上することが見込まれています。
さらに、ファンエンゲージメントプラットフォーム「ソシオスドットコム」を運営するチリーズも、MiCAに準拠した事業展開が可能になったと発表しています。
また、昨年12月30日には、暗号資産決済プロバイダーのムーンペイやデジタル資産管理会社のビットステート、ゲーミングプラットフォームのゼベディー、流動性プロバイダーのヒドゥンロードパートナーズなども、MiCAに準拠した事業展開を発表しています。
これにより、EU内での暗号資産の取引やサービス提供がより一層活発になることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/89d210cd47cfedf0e4e92e61666bd0876e8b4350