オリエンタルランドは新エリア開業にもかかわらず、来園者数が計画を下回り営業減益。値上げが影響しつつも、新アトラクションに期待が集まる。
入場料の値上げにより、1人当たりの売上高は増加したものの、来園者数は計画よりも100万人少なかったため、全体の業績は厳しい状況です。
今期の通期計画としては1割の増収と3%程度の営業増益を見込んでいますが、計画は据え置かれ、下半期の巻き返しに期待が寄せられています。
前期はインバウンド効果もあり、来園者数が24.5%増加し、6184億円の売上高を達成しました。
この実績はコロナ禍前の2019年を大きく上回り、オリエンタルランドの復活を印象づけました。
今期の売上高計画は6847億円で、特に新アトラクション「ファンタジースプリングス」のオープンが期待されています。
この新エリアには3200億円が投じられ、人気コンテンツをテーマにした施設が含まれています。
オリエンタルランドは、2017年以降の東京ディズニーリゾートを第4ステージと位置づけ、大規模な開発を進めてきましたが、近年の値上げが影響しているとの指摘もあります。
2020年以降、入場料は段階的に上昇し、2023年10月には上限が1万900円に引き上げられました。
値上げの理由は、繁忙期と閑散期の差を抑え、入場者数を平準化するためで、特に新アトラクション導入と合わせて顧客満足度向上を狙っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e62ebcba141d9562672f564babcc4115576bf56
「オリエンタルランドの新エリア開業と来園者数の影響」に関するコメントでは、訪問者たちがディズニーリゾートの現状について様々な意見を述べていました。
多くの人が、ディズニーを訪れることが以前のように気軽ではなくなったと感じており、特に高騰した入場料や飲食代に対する懸念が目立っていました。
コメントの中には、家族連れが楽しむにはハードルが高く、特に子どもを連れて行くことが難しいという意見もありました。
システムが複雑化し、スマートフォンの操作が必須になったことも、訪問者にとってストレス要因となっているようです。
さらに、ディズニーファンの中には、熱心に計画を立てたものの、実際にはアトラクションを楽しむ余裕がなかったという声もありました。
過去のように友人と楽しく並ぶことができた時代が懐かしいと感じる人も多く、現在のディズニーが提供する体験に対する期待が高まる一方で、それに見合う価値が感じられないという意見もありました。
特に、リピーターの減少が気になるところで、家族層や若いカップルが減少しているとの指摘もあり、今後のディズニーの方向性に対する懸念が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本では他にないセルフブランディングであることは分かる。
年末に行ったけど、お金か時間か!みたいな選択を常に迫られていた。
最近行きましたが、何せシステムが複雑すぎる。
もう家族で行けるところではなくなったと思った。
ディズニーランド至近に住んでいますが、高すぎて魅力がなさすぎると感じた。