東京ディズニーリゾートの来訪者による救急要請が増加しているため、千葉県浦安市は舞浜地区に消防署舞浜出張所を設置する計画を発表しました。これにより、迅速な救急対応が可能になる見込みです。
舞浜地区は、消防機能が手薄な「空白地帯」とされており、急増する観光客や地域の災害に対応するための体制を整備する必要があると内田悦嗣市長が述べています。
市は、令和7年度当初予算案に関連経費約2億5千万円を盛り込み、消防署舞浜出張所の建設を進める方針です。
出張所の建設地は「鉄鋼通り3丁目」で、約2千平方メートルの土地を活用し、2029年3月の完成を目指しています。
消防車と救急車を各1台配備し、20人前後の職員が常駐する計画です。
舞浜地区では、過去5年間の救急出動数が1955件に上り、特に新型コロナウイルス感染拡大前の年と比較しても増加しています。
このうち、約9割がTDR来訪者からの体調不良などの救急要請であるとされています。
これまで通報を受けた別の出張所が急行していましたが、舞浜出張所が完成することで迅速な対応が可能になると、市消防本部は期待を寄せています。
内田市長は、消防署の整備は市民の安心安全を確保するために重要であり、災害への対応も視野に入れていると強調しました。
また、舞浜地区の消防機能強化は、宿泊税の導入を検討する契機にもなっており、TDR来訪者からの通報に対して消防は対応せざるを得ない状況にあるため、宿泊税の導入を通じて、地域住民へのサービスを維持することが求められています。
市の有識者検討委員会も、住民の救急車利用に影響が出る可能性を指摘し、消防機能強化のための宿泊税導入を後押ししています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1b95e6ee03548c3ae6b265922e531ffa0d1ca601
東京ディズニーリゾート(TDR)において、救急要請が増加していることを受け、消防出張所の設置が計画されました。
多くの訪問者が集まる施設であるため、地域のインフラ整備や運営者の責任が求められる声が多く寄せられました。
特に、浦安市の人口とTDRの来園者数を比較し、消防出張所がこれまで存在しなかったことに驚く意見もありました。
過去には、持病を抱える子どもがTDRで発作を起こし、救急搬送された事例も紹介され、救急体制の重要性が強調されました。
来園者の年齢層が高くなっていることから、今後も救急要請が増えることが予想され、体調管理の重要性が指摘されました。
また、TDRが地域に多大な経済的恩恵をもたらしていることを考慮し、運営側が地元公共サービスに対して何らかの形で負担をするべきだとの意見もありました。
来園者自身も健康状態を把握し、無理をせず体調に応じて行動することが求められています。
全体として、TDRの救急体制が強化されることで、来園者の安全が確保されることが期待されています。
ネットコメントを一部抜粋
極端に多くの人が集まる施設・イベントについては運営者の責任で一定のインフラ整備をすべきです。
救急車はたしか2台配備されてると聞きました。
結構TDRから救急搬送多いですって聞かされました。
浦安市は人口17万人。
東京ディズニーリゾートの平均入場者数は1日7万人です。
来園者も高齢化してるから、今後救急要請が増えることはあっても減ることはないと思います。
今は親が遊びたいものだから、子供が付き合わされ夏は熱中症の患者も少なくないと聞いたことがある。