フジメディアHDの経営陣辞任やスポンサー離れの中、アクティビスト株主が投資を続ける理由を探る。古い体質と現代の価値観の乖離が浮き彫りに。
特に、記者会見では港浩一社長と嘉納修治会長が辞任を発表し、長時間にわたる議論が繰り広げられたが、疑念は完全には晴れなかった。
さらに、70社以上のスポンサーが広告出稿を停止する中で、アクティビストと呼ばれるもの言う株主たちはなぜ投資を続けるのかが注目されている。
経済ジャーナリストの小出・フィッシャー・美奈氏は、元フジテレビ社員としての視点からこの状況を解説。
彼女は、フジテレビの古い体質と現代のESG(環境・社会・ガバナンス)基準との乖離を指摘し、特に昭和から続く業界慣行との衝突を強調している。
彼女の体験から、フジテレビの職場文化がどのように変わってきたのかを振り返りつつ、女性アナウンサーが接待要員として扱われる現状に驚きを隠せない。
特に、昭和時代の職場環境が女性に対してどのように影響を与えていたのかを考察し、今なお続く不適切な文化に対する警鐘を鳴らしている。
彼女は、フジテレビの不祥事が日本の放送業界全体の縮図であるとし、グローバルスタンダードとのギャップを感じざるを得ないと述べている。
全体として、フジメディアHDの現状は、ただの企業の問題ではなく、社会全体の価値観や文化に対する問いかけを含んでいる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a5156de00ce684dae6b6156bc7aabec9f5bd728
フジメディアホールディングスの危機に関するコメントは、投資家や株主が企業の将来性や経営陣に対する懸念を示すものでした。
長期投資を行う株主は、現在の株価が一時的な下落であると考え、数年後には回復すると見込んでいる意見がありました。
また、企業の価値には見えるものと見えないものがあり、特に社員や保有コンテンツが重要視されていました。
企業の価値が下がるリスクも指摘され、経営陣の能力やガバナンス体制に対する疑問も多く寄せられました。
アクティビスト株主の動きは、経営陣にポジティブな変化をもたらす可能性があると期待されており、日枝氏の降ろしの動きが注目されていました。
また、フジメディアが不動産業に依存している現状に対する不安も表明され、企業存続の危機が指摘されました。
最後に、フジテレビのドラマの質が低下していることが将来性に影響を与えるとの意見もあり、全体として企業の再生や経営刷新が求められる状況が浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
長期投資をしているもの言う株主は、現在よりも株価が高い時期に購入している。
会社の価値の中には社員も入りますし、保有しているコンテンツ等から直ぐに潰れる事はないとの視点から。
投資ファンドにとっての関心は、投資先企業の事業価値の先行き。
フジメディアホールディングスは祖業よりも不動産業で稼いでいるから、グループ全体では不安視していない。
スキャンダルすら経営刷新を期待しての買い材料か。