ソウルでPM2.5濃度が急上昇し、スモッグが発生。環境部は非常措置を発令し、呼吸器疾患に注意を呼びかけています。
特に21日には、中国から流入した粒子状物質の影響で、ソウル・仁川・京畿南部・忠北地域のPM2.5(微小粒子状物質)濃度が急騰し、ソウル中区では115μg/m³に達しました。
この状況は、霧と高濃度の超微細粉塵が結びついたことによって悪化しました。
国立環境科学院の予測によると、22日と23日にも高濃度のPM2.5が積もる見込みで、特に江原道嶺東や全羅南道、済州を除く全域で「悪い」とされる状態が続くとされています。
環境部は、22日午前6時から午後9時まで首都圏やいくつかの地域において粒子状物質の非常低減措置を発令しました。
気象庁の説明によると、夜間の気温低下により水蒸気が凝結し、それが大気中の汚染物質の凝結を促進したとのことです。
このスモッグは呼吸器疾患を引き起こす危険があるため、注意が必要です。
中部地方のスモッグは23日まで続く見込みですが、24日には徐々に改善されると予想されています。
環境部の専門家は、国内の大気が停滞しているためPM2.5が蓄積されているが、大気の拡散が円滑になるとPM2.5も減少するだろうと述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6629068896b54481935f8d24ae2f9f53f1a5c8d4
ソウルでのスモッグ警報発令に関するコメントは、大気汚染の問題に対する関心が高まっていることを示していました。
多くのコメントが、黄砂とPM2.5の区別がついていない様子を指摘し、特に春先の黄砂の影響を懸念する声がありました。
ソウルは人口2000万人を超える大都市であり、中国からのPM2.5の流入と韓国内での発生源の割合について、具体的なデータが必要だという意見もありました。
さらに、過去にソウル市が市民に「路上で魚を焼くのを止めなさい」と呼びかけたエピソードも紹介され、大気汚染の深刻さを物語っていました。
韓国の空が霞んでいるというコメントも多く、日本に来た韓国の人々が日本の空の青さに驚く様子も語られていました。
また、中国からの影響についての批判や、韓国政府の対応に対する不満も見受けられました。
特に、科学的根拠のない日本の処理水に対する批判と、PM2.5に対しての対応の違いを指摘する声があり、ダブルスタンダードを批判する意見もありました。
さらに、過去の経験を振り返るコメントもあり、冬の空の汚さが以前から問題視されていたことが伝えられました。
全体として、韓国の大気汚染問題に対する懸念が強く表れており、解決策を求める声も多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
黄砂とP.M2.5の区別ができてない声が並んでいるように思いました。
ソウルは人口2000万人を越える東京以上の大都市だが、データがほしいところです。
韓国の空って霞んでますよね…大気汚染がかなりヤバい。
中国発粒子状物質が流入しているという話がありました。
外に出れないくらいの大気汚染ですね。