JAXAとNEC、光通信で衛星間データ伝送に成功

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JAXAとNECが光通信システムLUCASを用いて、衛星間で超大容量データの高速伝送に成功。これにより、観測データを即時に地上に送信できるようになり、災害時の迅速な情報提供も期待されている。

要約するとJAXAとNECは、先進レーダ衛星「だいち4号」と静止軌道にある光データ中継衛星を用いた光通信システムLUCASによる超大容量データ伝送に成功した。

この通信は、光波長1.5μm帯での通信速度1.8Gbpsを実現し、地上局への観測データを初めて送信した。

従来、観測衛星が地上にデータを送る際には、受信施設の上空を通過する限られた時間に依存していたが、光データ中継衛星を利用することで、いつでもデータを高速で地上に伝送できるようになった。

光データ中継衛星は日本の上空に静止しており、観測衛星からのデータを常時受信可能で、これにより広範囲からのデータを迅速に地上に送れる。

今回の実験では、「だいち4号」が撮影した高解像度データを即時に地上に伝送し、従来の方法では100分以上かかるデータ送信を大幅に短縮した。

さらに、LUCASを用いることで、衛星間の通信が電波よりも秘匿性が高く、干渉が少ないため、より安全なデータ伝送が可能である。

今後は、国際宇宙ステーションとの光通信や航空機とのデータ中継実験なども計画されており、災害時の迅速な状況把握にも寄与することが期待されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a38af860ad28eab5a6ec1b55c5c30452fcec11da

ネットのコメント

JAXAとNECが光通信を利用して衛星間データ伝送に成功したというニュースに対して、様々なコメントが寄せられました。

多くの人々がこの技術の進歩に感銘を受け、素晴らしい成果だと称賛しました。

特に、宇宙空間における光の特性を利用した高速通信の可能性に関心を示すコメントが目立ちました。

あるコメントでは、光通信がまるでSF映画のような技術であると表現され、興奮を持って受け止められていました。

また、宇宙通信の実用性についても言及され、光が減衰しにくい特性が高速通信を可能にすることが理解されていました。

一方で、税金を使った研究の成果がサイバー攻撃によって脅かされることに対する懸念もあり、技術情報の保護が重要であるという意見がありました。

さらに、スペースXスターリンクとの比較もされ、既に他の企業が進めている技術との競争について考えるコメントもありました。

このように、技術の進展に対する期待と同時に、今後の課題についても考えさせられる内容が多く寄せられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • ハッキングで技術情報が漏れないようにしでください。

  • いわゆるレーザー通信回線を使用してデータ伝送を実行しているのね。

  • なるほど宇宙空間では光が減衰しにくいから離れてても十分に高速通信できるのか。

  • 素晴らしい、の一言です。

  • スペースxのスターリンクは既に衛星間mesh通信しているんじゃなかったっけ?

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