ケータハムがTAS2025で新型軽自動車「セブン170R」を発表。440kgの超軽量で、839万円の価格ながら高性能を誇るスポーツカーとして注目を集めています。
このモデルは、軽量スポーツカーの究極の形を追求したもので、全長3100mm、全幅1470mm、全高1090mmというコンパクトなボディサイズを持ち、乾燥重量はわずか440kgです。
搭載されているのはスズキの660cc3気筒ターボエンジンで、1トンあたり193psという驚異的なパワーウエイトレシオを実現しています。
トランスミッションは5速MTで、0-100km加速は6.9秒、最高速度は160km/hに達します。
この車両は日本の軽自動車規格に準拠しており、珍しい黄色ナンバーの輸入車として販売されています。
セブン170シリーズには、ロード志向の170S(811万8000円)とサーキット志向の170R(839万3000円)があり、170Rはスポーツサスペンションや特製ホイール、レースシート、LSDなどのレーシーなパーツが標準装備されています。
ケータハムカーズジャパンの森田氏によれば、170Rは順調に売れており、特に年配の方がセカンドカーやサードカーとして購入する傾向があります。
さらに、ケータハムはオーナー向けのツーリングや交流会を企画しており、年間100台から150台の販売を見込んでいます。
納期は1年半から2年程度で、専任のビルダーが一台ずつ組み上げるため、個々の車両に特別なストーリーが付加されています。
ケータハムのセブン170Rは、実用性を重視する車両ではありませんが、クルマ好きには一度は体験してほしいスリリングでエキサイティングなスポーツカーです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/70d53def957312de6aa7487f2f8fee00979550fd