BYDが新EV「SEALION 7」を発表。日本市場向けの4番目のモデルで、590kmの電走行距離を実現。PHEV導入も発表。
このモデルは、同社の「海洋シリーズ」のトップモデルとして位置づけられており、日本市場向けの4番目のモデルとなります。
SEALION 7は「クロスオーバーe-SUV」として分類され、後輪駆動と四輪駆動の2つのバリエーションが用意されています。
販売は2024年4月から全国のBYD正規ディーラーで開始される予定です。
車両のサイズは、高さ1620mm、幅4830mm、奥行き1925mm、ホイールベースは2930mmとなっています。
バッテリーにはリン酸鉄リチウムイオンを採用しており、総電力量は82.5kWhです。
満充電時の電走行距離は、後輪駆動モデルで590km、四輪駆動モデルで540kmを実現しています。
また、加速性能も優れており、後輪駆動モデルは0~100km/h加速に5.9秒、四輪駆動モデルは4.5秒を要します。
さらに、BYDはプラグインハイブリッド車(PHEV)も日本に導入することを発表しており、PHEV用に開発した「DM-i(デュアルモード・インテリジェント)」を搭載します。
これにより、PHEV専用のエンジンとモーター、ハイブリッド専用の変速機、最新のバッテリーマネジメントシステムが連携し、優れたパワーと燃費性能を両立させることを目指しています。
詳細な情報は今後発表される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/38d5ff61bde742a29cff8f026108eda9091fe87e
BYDが新EV「SEALION 7」を国内発表したことに対するコメントは多岐にわたりました。
多くの人々が、モデル投入が進むことで撤退が早まるのではないかと懸念を示しました。
特に、テスラの販売戦略を批判する意見もあり、ネット販売の失敗やディーラーの増加が影響しているとの見解がありました。
また、日本市場においては、対抗できるEVモデルが不足しているとの指摘があり、中国メーカーが日本よりも10年先を行っているという意見も見受けられました。
さらに、SEALION 7の幅が4830mmであることに驚く声もあり、大型トラックよりも幅が広いことが話題になりました。
最後に、MKタクシーがこのモデルを導入するのではないかとの予想もありましたが、実際には他のメーカーの車両を導入する可能性が高いとの意見もありました。
全体として、期待とともに慎重な見方が多く寄せられた印象でした。