コメ高騰に対し、農水大臣が政府備蓄米の放出可能性を示唆。市場価格の安定が期待されるが、実現には時間が必要。
高騰の原因は、新米が出回る秋に価格が下がるとの予測が外れ、実際には上昇が続いていることにあります。
江藤大臣は、今月末に行われる食糧部会で、備蓄米の放出に関する議論を行うと述べています。
コメの価格は、前年は2000円台だったものが、現在は3000円台が主流で、消費者からは備蓄米の放出を歓迎する声が上がっています。
経済部の横山記者によると、コメの生産量は前年より18万トン多いものの、集荷業者の在庫が約17万トン減少しており、これが価格高騰の一因とされています。
農家が自家消費や親戚に分けることで、流通に回らないコメも多く、卸業者が高値で取引している状況です。
備蓄米の放出が実現すれば、現在の高値が落ち着く可能性がありますが、放出のルール作りには時間がかかるとのことです。
横山記者は、備蓄米の放出によって市場価格が健全な水準に戻ることを期待しており、価格が今以上に上がることはないと見込んでいます。
政府の対応が市場に与える影響は大きく、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6aa143f4db0cd670469273bbbce0c767c22ce80
米の価格高騰に対する政府の備蓄米放出について、多くのコメントが寄せられました。
特に、新潟でコシヒカリを作っている農家からは、昨年の作況指数が「やや不良」であることや、出荷制限の情報が出ていることが指摘され、米の卸売業者が買い占めを行っているために価格が上昇しているという意見が多く見受けられました。
これにより、消費者は早めに農家と契約したり、直接購入することを勧めていました。
さらに、政府が備蓄米を早期に市場開放していれば、価格が安定した可能性があるとする意見もありました。
一方で、備蓄米の放出が実際に価格を下げるのか、古米の品質が問題視されるなど、懸念の声もありました。
特に、備蓄米は戦争や天災時のためのものであり、放出する際には慎重であるべきだという意見がありました。
また、消費者の視点からは、米の価格が上がる中で生活が厳しくなっていることが強調され、政府の対応に対する不満も表明されていました。
全体的に、米の高騰に対する解決策としての備蓄米放出の必要性が強く訴えられ、政府の迅速な対応を求める声が多くありました。
ネットコメントを一部抜粋
米どころの新潟でコシヒカリを作ってます。
生産量も消費量もここ数年そんなに大きく変わっていない。
一説では買い取り業者が昨年の米不足を見越して直接農家から買い取り高額になっていると……
備蓄米放出も良いとは思いますが、海外から緊急輸入しても良いのではないでしょうか。
これを言うと必死になって否定する奴がいるけど今年度の値上がりは明らかに農水省主導の官制インフレだろ。