日本海軍の伊168潜艦長の手記が話題に。ミッドウェー海戦での壮絶な戦闘や敵艦撃沈の様子、爆雷攻撃による艦内の混乱が描かれている。
この手記は、1942年6月のミッドウェー海戦での敗北を受けて、敵艦隊に対する復讐を果たした際の壮絶な戦闘の様子を描写している。
特に、敵艦に対して魚雷を発射する際の緊張感や、命中した瞬間の乗員たちの歓喜の様子が生々しく表現されている。
手記の中では、敵の探信当番が昼食を取っている隙を突いて襲撃を決断し、距離を詰めて4本の魚雷を発射する場面が描かれている。
命中音とともに艦内は歓喜で満ちるが、その後、敵駆逐艦からの爆雷攻撃が始まり、艦内は混乱に陥る。
爆雷の数は60発に及び、艦は大きく跳ね上がり、電灯が消え、艦内は真っ暗になった。
さらに、漏れた硫酸液と海水が混ざり合い、毒ガスが発生する状況に追い込まれる。
乗員たちは必死の応急修理を試みるが、状況は悪化する一方で、呼吸困難に陥り、絶望的な状況に直面する。
田辺艦長の手記は、旧軍関係者の中でも傑作と称されており、戦争の厳しさと人間の勇気を伝える貴重な記録として評価されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b4abce66fc429583913b19c8dfe98f9db3666540
コメントの内容は、伊168潜水艦の戦闘体験や米空母ヨークタウンの耐久性に関する考察が中心でした。
特に、伊168潜水艦の艦長である田辺艦長の苦闘や、艦艇の設計の違いが戦局に与えた影響についての意見が多く寄せられていました。
ヨークタウンが複数回の攻撃を受けながらも沈まなかったことに対する驚きや、潜水艦が直面した厳しい状況についての共感が見られました。
また、米軍の艦艇の構造やダメージコントロールの優秀さに言及し、日本海軍との比較が行われていました。
さらに、戦場での兵士の扱いや、当時の戦況がどれほど厳しかったかを示すコメントもあり、戦争のリアルな側面が浮き彫りになっていました。
伊168潜水艦が経験した戦闘の詳細や、戦後の評価についても触れられ、歴史的な文脈からの理解が深まるような内容が多かったです。
全体として、戦争の悲惨さや艦艇の性能、そして兵士たちの勇気に対する称賛が感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
伊168潜水艦は1934年竣工の海大型で、やや小ぶりの艦でした。
米空母の頑丈さには驚きました。
壮絶すぎる状況とは、結局それだけブラックだったということにつながります。
伊168のように米空母を撃沈した潜水艦は称賛に値します。
当時の潜水艦はスクリューの静粛性が非常に悪く、戦没率が高かったようです。