マツダが新型BEV「MAZDA6e」を発表。全長5m級のミドルセダンで、電動技術を搭載。航続距離は最大552kmで、約720万円からの価格で夏に欧州発売予定。
この新しいセダンタイプは、2024年4月に北京国際モーターショーで発表された「MAZDA EZ-6」を基に、欧州市場のニーズに応じて進化したモデルです。
全長4921mm、全幅1890mm、全高1491mmのボディサイズを持ち、ミドルセダンとして位置づけられています。
特に中国の長安汽車からの電動技術とスマート技術を採用している点が特徴的です。
デザインは、5ドアファストバックスタイルで、リアゲートがガラスと一体化しており、60:40分割可倒式リアシートを倒すことで広大なラゲッジルームを実現しています。
エクステリアは美しさと生命感を追求し、フロントにはシグネチャーウィングが光る演出が施されています。
リアには電動格納リアスポイラーが装備され、高速走行時の安定性を向上させています。
インテリアは日本の「間」の哲学からインスパイアを受けており、広々とした足元スペースとパノラマガラスルーフによる自然光の取り入れが特徴です。
また、コックピットには10.25インチの計器用ディスプレイと14.6インチのインフォテインメント用ディスプレイ、さらにAR-HUDが搭載され、運転中の情報を視覚的に表示します。
パフォーマンス面では、モーターが最高出力190kW(258HP)と最大トルク320Nmを発生し、後輪駆動を採用しています。
バッテリーは68.8kWhと80kWhの2種類が用意されており、それぞれの航続距離は479kmと552kmです。
価格は約4万5000ユーロ(約720万円)からで、今夏にはドイツなどの欧州市場で発売される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7989576f50239f2c2b34b9d54787c575676cd864
マツダの新型BEV「MAZDA6e」に関するコメントは、期待感と不安感が交錯していました。
航続距離552kmという数字に魅力を感じる人が多く、性能面での期待が寄せられていました。
しかし、同時に中国技術をベースにしていることに対する懸念も多く見受けられました。
特に、他の中国製EVと比較してマツダブランドを選ぶことで安心感を得られるのではないかという意見もありましたが、マツダの信用が損なわれることを心配する声もありました。
デザインに関しては、次期CX-5にこのスタイルを採用してほしいという要望や、ホンダ車に似ているとの指摘があり、賛否が分かれていました。
また、カローラで十分だとする意見もあり、競合他社との比較が行われていました。
全体として、マツダの新しい試みに対する関心は高かったものの、ブランドの信頼性やデザインに対する意見が多様であったことが印象的でした。