「ロベルト・クレメンテ賞」は、社会貢献活動に熱心な選手を表彰するもので、過去にはカーショーやプホルスが受賞。大谷翔平も受賞に近い存在。
要約するとメジャーリーグベースボール(MLB)では、社会貢献活動に熱心な選手を表彰する「ロベルト・クレメンテ賞」が毎年1名に授与されています。
この賞は、選手が自らの影響力を利用して社会に貢献する姿勢を称えるものであり、これまでに多くの著名選手が受賞しています。
2012年に受賞したクレイトン・カーショーは、サイ・ヤング賞を3度受賞した実力派投手で、アフリカのザンビアにエイズに感染した孤児たちを支援する孤児院を建設する活動を行っています。
彼は奪三振1つにつき100ドルを寄付し、オフシーズンには現地を訪れて進捗を確認するなど、積極的に支援を続けています。
また、08年に受賞したアルバート・プホルスは、ダウン症の子供たちを支援する施設を立ち上げ、ドミニカ共和国や米国で活動を展開しています。
さらに、17年に受賞したアンソニー・リゾは、自身ががんを経験したことをきっかけに、がん研究や患者家族の支援を目的としたNPOを設立し、毎年ファンドレイジングイベントを開催しています。
日本人選手では、元ヤンキースの松井秀喜がスマトラ沖地震の際に寄付を行ったものの、受賞には至りませんでした。
現在、最も受賞に近いとされるのは大谷翔平で、彼は日本の小学校に少年用グラブを寄付したり、山火事への寄付を行ったりしていますが、同チームのフリーマンも社会貢献に熱心なため、受賞の可能性は彼がチームを離れた後になると考えられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e8ba401e757cf0f7d2b8bfed019ffeb87c97b4c6