経済評論家の加谷珪一氏がフジテレビのCMキャンセル問題について言及。企業の広告出稿停止は、同局の初動態勢や真相が不明なためであり、透明性のある対応が求められている。
この問題は、元タレントの中居正広氏に関する女性トラブルに社員が関与したと報じられたことから発生したもので、フジテレビは27日に行った会見で経営陣の責任を認め謝罪した。
会見には、辞任した港浩一前社長らが出席し、新社長には清水賢治氏が就任する人事も発表された。
会見翌日の28日には、日本生命保険、キリンホールディングス、サントリーホールディングスがフジテレビとの契約済みCMをキャンセルしたことを公表した。
日本生命は「ガバナンスや人権侵害への懸念が払拭できていない」と理由を説明し、キリンは調査結果の迅速な情報開示と再発防止策の実施を求めている。
加谷氏は、CMキャンセルが続くことはフジテレビの初動態勢や真相が明らかになっていないことが影響していると指摘。
特に、一局に対してCMをキャンセルする事態は前代未聞であり、フジテレビはスポンサーに対して実態を説明しなければ広告は戻らないと強調した。
また、第三者委員会の調査結果が3月末に出る予定で、その結果によって広告状況が変わる可能性があることも示唆した。
加谷氏は、フジテレビが新たに出発するためには、透明性のある対応が求められると述べた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/15fbf52bd8c6c697726cdcf29fbd2d1a3a57336a
フジテレビのCMキャンセル問題に関するコメントでは、真相解明の急務が強調されていました。
特に、経営陣の責任やコンプライアンスの欠如が指摘され、株主の焦りが見られたようです。
多くのコメントでは、フジテレビがスポンサーや視聴者に対して透明性のある情報を提供することが求められていました。
また、CMキャンセルによる影響がフジメディアホールディングス全体に及ぶ可能性があり、株価の下落を懸念する声もありました。
さらに、他局の対応や企業の姿勢についても言及され、CMの必要性や広告戦略の見直しが必要ではないかとの意見もありました。
特に、過去の会見や情報共有の不備が問題視され、スポンサー企業が慎重な姿勢を取ることが理解されるという意見が多く見られました。
視聴者や国民は、隠蔽やごまかしを批判しており、透明性を求める声が強まっていたのが印象的でした。
また、ネットや週刊誌に対する意見も分かれ、今後のメディアの在り方についての議論が行われていたようです。
このように、フジテレビの問題は多くの側面から注目され、様々な意見が寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
真相解明は急務であり、第三者委員会の報告を待たずして臨時株主総会が開かれて日枝相談役以下の経営陣は総退陣に追い込まれるのではないだろうか?
そもそも、事実を把握していたにも関わらず、コンプライアンス室に情報共有もせず、中居くんの番組を続けていき、スポンサーにも説明がなかった。
スポンサーも1度テレビCM辞めて売上がどれほど変わるか?確認出来る良いチャンスだよ。
フジテレビ曰く今回は特別な事案とのこと。
果たして他局はこの『特別な事案』が発生した際に対応できるか興味深い。
CMキャンセル分の被害補償は一部週刊文春に請求すべきでは。