自動車メーカーがレトロデザインを取り入れ、過去の名車をリバイバルすることで人気を集めています。
2024年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたホンダのフリードは、扱いやすいサイズとモダンなデザインが評価されました。
自動車が普及し始めた1950年代から、スタイリングは重要な要素でしたが、高性能化が進む中で機能性が優先され、デザインは二の次とされていました。
しかし、トヨタのプリウスの成功を経て、デザインの訴求力が注目されるようになりました。
特に、レトロデザインのクルマが人気を集めており、日産自動車が1980年代後半にパイクカーを登場させたことがブームの始まりとされています。
光岡自動車は、日産マーチをベースにジャガーMkIIをモチーフにしたビュートを発売し、その後もホンダ・シビックをマッスルカー風に仕立てるなど、レトロデザインの波を広げています。
ダイハツやトヨタも、軽自動車や初期の乗用車をモチーフにしたモデルを展開しており、丸型ヘッドライトやクラシックなグリルを採用したカスタムグレードも増加中です。
このように、過去の名車をリバイバルすることで、メーカーは新たな顧客層を獲得し、デザインの魅力を再評価させる戦略を取っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ee385ca9562b357d49b4922a9672f2e272ad265
コメントでは、自動車業界におけるレトロデザインの人気が過去の車の魅力や個性に起因しているという意見が多く見られました。
多くの人々は、昔の車が持つ独特のデザインやバランスの良さを懐かしんでおり、現代の車が似たような形状になってしまっていることに対して悲しさを感じていました。
また、日本メーカーに対しては、同じ名前のモデルでもデザインが大きく変わることに疑問を持つコメントがあり、もっと魅力的なデザインの車を求める声がありました。
さらに、コストダウンを優先するあまり、個性を出せないメーカーに対しても批判的な意見がありました。
クルマを単なる移動手段として捉える人と、ワクワク感を求める人との間には明確な違いがあり、この二つのニーズが噛み合わないことも指摘されていました。
過去のデザインを取り入れた車が人気を博す一方で、飽きが来るのも早いという懸念もありました。
全体として、コメントはレトロデザインの魅力を再評価しつつ、現代の自動車業界における個性や独自性の重要性を強調していました。
ネットコメントを一部抜粋
日本メーカーは名前が同じでもモデルチェンジすると全く見た目が変わったりして、コンセプトはどこへ行ったんだ?
空力的に正解が見つかった結果なんですかね。
クルマは単純な移動手段として買う人とワクワクしたいから買う人の二通りがいる。
古風と言われようが絶壁グリル、ロングノーズが好みでした。
昔の車のデザインはバランスよくきっちり作り込まれていてかっこいいんから。