茨大附属小がAIを活用し児童主体の学びを実現
要約すると茨城大学教育学部附属小学校(茨大附属小)は、コニカミノルタジャパンが提供する「tomoLinks」の「先生×AIアシスト」サービスを活用し、児童が主体的に学べる学習環境を構築しています。
このサービスは、教育データを基にした個別最適学習を展開し、教員の指導支援と児童の学びをサポートするためのクラウド型学習支援サービスです。
特に「先生×AIアシスト」では、AIが児童の教育データを分析し、学力定着度を把握、個別に最適化された学習方法を提案します。
このサービスには「AIドリル機能」と「ダッシュボード機能」が搭載されており、AIドリル機能では約5万問のデジタルドリルや1万本の学習動画が利用可能です。
児童は「おすすめドリル」として提示された問題を解くことで、自分の理解度を確認できます。
また、ダッシュボード機能は児童用と教員用に分かれており、児童は自分の学びを振り返り、教員はクラス全体や個人の進捗を把握できます。
茨大附属小は、2023年から全学年でこのサービスを導入し、児童が自発的に学ぶ環境を整えています。
問題解決能力や批判的思考、創造性、コミュニケーション能力の育成を重視し、従来の一方通行型授業から脱却し、児童自らが学びをデザインする授業を追求しています。
さらに、「学びの宝箱」機能を通じて自主学習を促進し、クラス全体でのモチベーション向上にも寄与しています。
これにより教員の負担も軽減され、児童一人一人の学習状況をより丁寧に把握できるようになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/256e91f1a0db346adc913501ebdc20db25e5c4d5