NECが発表した新型オールフラッシュストレージ「iStorage V310F」の特長

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NECは新しいオールフラッシュストレージ「iStorage V310F」を発表。性能向上やセキュリティ強化が図られ、圧縮効率が従来の2倍に。出荷は2月14日、価格は1787万3000円。

要約するとNECは、ハイエンドストレージ「iStorageシリーズ」に新たにオールフラッシュモデル「iStorage V310F」を追加した。

この新製品は、従来の「V310」を基にしており、性能とセキュリティの向上を図っている。

V310Fは、クラウドや仮想化環境向けのプライマリーストレージとして位置づけられ、最上位モデルにあたる。

特に注目すべきは、データ圧縮専用のハードウェアを搭載し、データの重複排除・圧縮後の削減量が従来の約2倍に向上した点だ。

この専用ハードウェアの導入により、CPUの負荷が軽減され、IOPS性能も最大1.5倍に向上している。

さらに、64Gbpsのファイバチャネル(FC)にも対応し、ポート当たりの理論スループットを約2倍に増加させた。

記録装置としては、30TBおよび60TBのNVMe SSDをサポートし、運用開始後も1台単位でのドライブ追加が可能となったことで、柔軟な投資が実現される。

セキュリティ面においては、ランサムウェアや不正操作への対策として「Secure Snap」機能を新たに導入。

これにより、データバックアップ時のスナップショットの保護期間を1~12288時間(最大512日)まで柔軟に設定でき、期間中はスナップショットの更新や削除操作が制限される。

出荷開始日は2月14日で、最小構成の税別希望小売価格は1787万3000円となっている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ebeb4c232fffab4683edb7d7ee03864b5c8ca49f

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