広島市立吉島東小学校が教員の働き方改革を進め、出勤時間の見直しやデジタル化を導入。教員の満足度が向上する一方、全国的には教員の休職者が過去最多に達している。
教員の残業時間が年間100時間を超え、教員不足が社会問題となる中、この学校では改革を進めている。
改革前は多くの教員が早朝から出勤し、授業準備や印刷に追われる日々を送っていたが、現在は出勤時間に「ゆとり」が生まれ、教員たちの意識にも変化が見られる。
特に、朝の出勤時間を見直し、出欠連絡のデジタル化を進めたことで、教員たちは授業準備に集中できるようになった。
教頭の伊藤竜一氏は、電話での出欠連絡を廃止し、スマートフォンから保護者が情報を送信できるシステムを導入した結果、教員の負担が大幅に軽減されたと語る。
この取り組みにより、教員の働きやすさが向上し、9割以上の教員が「今後もここで働きたい」との意向を示している。
しかし、全国的には教員の休職者数が過去最多の7119人に達しており、SNSでの誹謗中傷が原因となるケースも増えている。
吉島東小学校の改革は「日本一幸せな学校」を目指すものであり、教員たちの明るい表情がその成果を物語っている。
今後の動向が注目される。
改革の成功が他の学校にも波及することが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d79372dd7a880a848d3c3d3ef732967e28569a0f
広島の小学校が教員の働き方改革を実施したというニュースに寄せられたコメントは、教員の労働環境に対する多様な意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、教員が自発的に早出し、授業準備や生徒指導に多くの時間を割いていることに驚きや疑問が表明されていました。
特に、早朝からの勤務が常態化している現状に対して、管理職からの指示ではなく自発的な取り組みであることが強調され、時間外勤務の管理が必要との意見がありました。
また、保護者からの過大な要求や厳しい目が教員の働き方に影響を与えているとの指摘もありました。
さらに、教員のメンタルヘルスを守るためには、保護者の理解やリスペクトが不可欠であるとの意見が多く見受けられました。
コメントの中には、教員の負担を軽減するために業務の見直しや管理職の意識改革が必要であるとの提案があり、具体的には、行事の削減や会議の見直しが挙げられていました。
全体として、教員がより良い環境で働けるようにするためには、学校単位だけではなく、教育委員会や文科省による抜本的な改革が求められているとの声が強く感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
勤務開始2時間前の6時に登校、教室環境整備、授業準備、生徒の朝練の指導。
結局、先生が元気なのが一番子ども達にとってもいいことなんだと思います。
保護者が先生をリスペクトできなければ、必然とその子供は先生に対し尊敬することができません。
管理職がやる気になれば、教員は明日からでも定時に帰れます。
教職忌避はますます進むでしょう。