米国務長官が北朝鮮兵のウクライナ戦闘参加を警告。ロシアの侵略が新たな局面に。中国にも影響力行使を要請。
この発言は、ワシントンで行われた米韓外務・防衛閣僚協議(2プラス2)後の共同記者会見で行われました。
ウクライナのゼレンスキー大統領も同様に、北朝鮮兵とウクライナ軍の交戦が近く発生するとの見解を示しています。
ブリンケン氏によれば、ロシアに派遣された北朝鮮兵は約1万人おり、そのうち8千人がウクライナと国境を接する西部のクルスクに配置されています。
ロシアは北朝鮮兵に対して砲撃や無人機の運用などの基本的な歩兵訓練を行っており、前線に投入される可能性が高いと指摘しました。
もし北朝鮮兵が戦闘に参加すれば、彼らは「軍事目標になる」と警告しています。
ゼレンスキー氏は、北朝鮮兵が戦闘準備を進めていると述べ、彼らがロシア兵よりも前面に立つ可能性があることから、多数の犠牲者が出る懸念も表明しました。
米国はこの件に関して中国と高官協議を行い、ブリンケン氏は北朝鮮の動きを抑えるために中国に影響力を行使するよう求めたことを明らかにしました。
また、北朝鮮がロシアから技術供与や軍事支援を受けることへの懸念も示し、北朝鮮の軍事力強化が地域の不安定化を招くと警告しました。
これにより、中国にとっても懸念材料となると指摘しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8f4b53bfdeefb41f3594091c51d51328915b8f03
北朝鮮兵のウクライナ戦闘参加に関する米国の警告に対するネットのコメントでは、さまざまな視点が表明されていました。
多くのコメントが、北朝鮮軍の派兵がウクライナ戦争にどのような影響を及ぼすのか、また、北朝鮮の意図についての疑問を呈していました。
特に、北朝鮮兵が武器を持たずに参加することや、彼らが現代戦においてどのように戦うのかについて懸念が示されていました。
さらに、北朝鮮がロシア側で参戦する場合、韓国がウクライナ側で参加することもあり得るという意見もあり、地域の緊張が高まる可能性についても触れられていました。
また、ロシアのウクライナ侵略が日本や他の国々に与える影響についての議論もあり、国際的な連携の重要性が強調されていました。
北朝鮮兵が捨て駒にされるのではないかという懸念もあり、戦争における人員の扱い方についての不安が表明されていました。
全体として、コメントは北朝鮮とロシアの関係、ウクライナ戦争の影響、そして地域の安全保障についての深い懸念を反映していました。