韓国の李在明代表が公職選挙法違反で逆転無罪判決を受け、次期大統領選への出馬が可能に。検察は上告を表明し、李氏は司法リスクを抱えています。
要約すると韓国の最大野党「共に民主党」の李在明(イジェミョン)代表が公職選挙法違反の控訴審で逆転無罪判決を受け、次期大統領選に向けての弾みを得ました。
ソウル高裁は26日、一審の懲役1年、執行猶予2年の判決を破棄し、無罪を言い渡しました。
この判決により、李氏は次期大統領選への出馬が可能となり、有力候補としての地位を再確立しました。
判決後、李氏は記者団に対し、裁判所が真実に基づいて判断したことに感謝し、検察と政権による証拠操作を批判しました。
李氏は、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が罷免された場合の大統領選で最有力候補とされていますが、二審でも有罪となった場合、党内から出馬に異論が出る可能性がありました。
検察は上告の意向を示しており、最終的に罰金100万ウォン(約10万5千円)以上の有罪が確定すれば、李氏は被選挙権を失い、大統領選に出られなくなります。
現在、李氏はこの事件を含む5件の刑事裁判に直面しており、「司法リスク」を抱えています。
また、尹氏の罷免に関する憲法裁判所の弾劾審判も進行中で、近く結論が出る見込みです。
尹氏が罷免されれば、60日以内に大統領選が実施されることになります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad19c8712d606ff855a07dee4997422f30a613f5