日産のエクストレイル販売不振が経営悪化を招いている。ハイブリッド車の欠如が競争力を低下させ、在庫過剰と利益率の低下を引き起こしている。
特に北米市場ではハイブリッド車の需要が高まる中、エクストレイルはハイブリッドモデルを設定しておらず、競合他社に対して大きな劣位に立たされています。
トヨタのRAV4やホンダのCR-Vはそれぞれ40%以上のハイブリッド比率を誇る中、日産のエクストレイルはハイブリッドをラインアップしていないため、消費者の選択肢から外れてしまっています。
2023年後半からはローグの売れ行きが急激に落ち込み、在庫が増加し、販売価格を大幅に値引きせざるを得ない状況に陥っています。
この影響で利益率も大きく低下し、日産の赤字の主因となっています。
また、エクストレイルは日本で生産されているため、円高が進行すると生産コストが上昇し、さらなる経営危機を招く可能性があります。
日産は、エクストレイルにPHEV(プラグインハイブリッド電気自動車)を搭載することで、競争力を高めるべきとの声も上がっていますが、現状ではその見通しは立っていません。
全体として、日産はエクストレイルのハイブリッド化を急ぐ必要があると同時に、アメリカ市場における戦略の見直しが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/70277d9ce44b36583266c718d92a7e5dbbefa47d
日産エクストレイルの販売不振についてのコメントは、様々な視点からの意見が寄せられていました。
まず、ハイブリッド車のラインナップが不足していることが、競合に対する劣位を招いていると指摘されていました。
特に、スバルのフォレスターがハイブリッドなしでも人気を保っていることから、単にハイブリッド車がないことが原因ではないとの意見もありました。
また、モデルチェンジのサイクルが長すぎて、エクストレイル自体の魅力が失われているとの声も多く、これが販売不振につながっていると考えられていました。
さらに、新型エクストレイルの価格が大幅に上がったことが、消費者の購買意欲を削いでいるとも言われていました。
加えて、日産の経営陣や技術の方向性に対する疑問も多く、特にe-POWER技術については評価が分かれていました。
燃費性能や加速性に関する意見もありましたが、高速走行時の燃費の悪さが問題視されていました。
全体として、日産エクストレイルの販売不振は、ハイブリッド車の欠如やモデルチェンジの遅れ、価格の高騰など、複合的な要因によるものであると多くのコメントが示していました。
ネットコメントを一部抜粋
最近のe-POWERは燃費の面でも進化していて、例えばセレナe-POWERとか専用設計のエンジンの場合はトヨタ車の対抗車種と実燃費比較サイトで負けてないですよ。
エクストレイルの不振をハイブリッド車がない事に決め付けているがそうだろうか?
昨年発売された新型セレナ買ったけど、まぁリコールと不具合の多い事。
デザインでも性能でも完全にアウトランダーに食われてしまっている。
エクストレイルはもともと若者でも買いやすい、SUV本来の道具感を持った車。