西鉄の林田社長は、フジテレビの問題に対する対応を第三者委員会の調査結果を待って見直す考えを示し、CM出稿の見送りが長期化する見込みです。
この問題は、引退を発表した中居正広さんの女性トラブルに端を発し、フジテレビが制作する番組が放送される首都圏以外の企業にも影響を与えています。
西鉄は、2025年1月23日からフジテレビ制作のCM放送を見送る決定を下しました。
林田社長は、27日に行われた事業戦略説明会で、今後の対応については第三者委員会の調査結果を踏まえて検討する意向を明らかにしました。
この調査には数ヶ月かかる可能性があり、CM出稿見送りが長期化する見込みです。
林田社長は、コンプライアンスの観点から、問題が明らかになるまでは出稿を控える必要があると述べています。
しかし、地元局であるテレビ西日本（TNC）が制作する独自番組については、地域を盛り上げていく観点から出稿を継続する意向を示しています。
今後は、第三者委員会の調査結果によって事実関係が明らかになり、社会に対する説明責任を果たす状況になれば、出稿見直しについても再考される可能性があるとしています。
林田社長は、疑念のある事柄があるのかどうかを確認し、必要に応じて根本的な原因を明らかにし、対応策を講じることが重要であると強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d4cce748812c9be43aec72b1212606ed32e7b36c
西鉄社長がフジテレビ問題への対応見直しを示唆したことに関して、ネット上では様々な意見が交わされていました。
特に、西鉄が1970年に経験した「黒い霧事件」による企業イメージの悪化を引き合いに出すコメントがあり、過去の苦い経験が現在の状況に影響を与えていることが指摘されていました。
また、TNC（テレビ西日本）がフジテレビの影響を受けて苦しんできた歴史も語られ、地域局の立場からの苦労が共感を呼んでいました。
さらに、第三者委員会による調査の難しさについても意見があり、被害者のプライバシーに配慮しながら広告主に事実を明らかにすることが困難であるとの見解が示されていました。
このような状況においては、結局のところ時間が解決策となるのではないかという意見もあり、広告主が戻ってくるまでには長い道のりがあると考えられていました。
最後に、問題解決のためには古い体質を改善する必要があるとの意見もあり、企業の変革が求められていることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
西鉄は、1970年に所有していた「西鉄ライオンズ」選手数名が野球賭博から発端となった「黒い霧事件」で一時的な企業イメージ悪化をしたからなぁ。
思い返せばTNCは昔からフジテレビのとばっちりに苦しんできた局でもある。
第三者委員会で調査したとして、被害者のプライバシーに配慮しながら広告主に事実を「つまびらか」にする？
この段階でいくつもの矛盾があるわけだが
時計を早く進める手立てはある、まずは老害の駆除だろう