トランプ大統領がトランスジェンダー女性の女子競技参加を禁止する大統領令に署名。LGBT団体からは批判の声。
この命令は、教育省に対して高校の調査を指示し、性差別を禁止する「教育改正法第9編(タイトルIX)」の実施状況を監視する権限を与えています。
共和党はこの命令がスポーツの公平性を回復するものだと主張していますが、LGBT擁護団体や人権団体はこの措置を差別的だと批判しています。
命令は即時発効し、高校や大学、草の根スポーツが主な対象です。
多くのスポーツ団体は、トランスジェンダー女性がプロ女子競技に出場することを禁止しており、トランプ氏はこの命令が2028年のロサンゼルス五輪にも影響を及ぼすと述べています。
さらに、トランスジェンダー選手がアメリカに入国する際のビザ発給を拒否する方針も示しました。
トランプ氏は「女子スポーツに対する戦争は終わった」と宣言し、女性アスリートの権利を守るために行動すると強調しました。
一方で、人権団体の指導者はこの命令が若者に対する差別を助長すると警告し、スポーツが居場所を見つける手段であるべきだと訴えています。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の調査によると、アメリカの13歳以上の人口の中でトランスジェンダーは1%未満で、スポーツをしている人数はさらに少ないとのことです。
トランプ氏はこの命令に先立ち、連邦政府が性別を公式に男性または女性として定義するよう求める別の命令にも署名しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c9236c547b3fa068073ea89c55c82bdc0543334f
トランプ大統領がトランス女性のスポーツ競技参加を禁止する令に署名したことに対して、ネット上では多様な意見が交わされました。
コメントの中で多くの人が、身体的な性差が競技の公平性に影響を与えるとの見解を示し、トランス女性が女性の競技に参加することは不公平だと考えているようです。
特に、男性から女性に性転換した選手が女性競技に出場することが、女性アスリートの権利を侵害するとの意見が多く見受けられました。
さらに、トランスジェンダー専用の競技枠を設けるべきだとの提案もあり、これが公平性を保つための一つの解決策として支持されていました。
また、トランプ大統領の行動が、スポーツ界における公平性を重視したものであるとの評価もありました。
反対意見としては、トランスジェンダーの権利を無視することは問題であるとの指摘もあり、今後の議論の必要性が強調されていました。
全体として、トランス女性の競技参加に関する問題は、単なるルールの問題ではなく、社会全体の価値観や権利に関わる重要なテーマであることが浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
女性から男性に変わった人の競技人口はいない。
このトランプ氏の署名は、自身がそれに該当する人や不満がある人に影響を与えた。
男は男らしい外見で、女は女らしい外見でという固定観念が問題だ。
性自認がどうであれ、染色体レベルで違うならポテンシャルが異なる。
公平な判断で何よりです。