ホンダ青山ビルの建て替えと新たな設計思想

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ホンダ青山ビルは、1985年に竣工したモビリティを反映した建物で、建て替えが決定。安全性や効率性を重視した設計が特徴で、新ビルは2030年度完成予定。

要約するとホンダ青山ビルは、東京の青山に位置する本田技研工業の自社ビルで、1985年に竣工した。

建て替えが決定され、メディア向けに「青山ビル建築ツアー」が開催された。

このツアーでは、建築史家の倉方俊輔氏がビルの設計思想について解説した。

ホンダ青山ビルは、ホンダのモビリティの理念を反映した建物であり、安全性、省エネルギー、居住性、操作性、機能優先のデザインが特徴である。

特に、バルコニーは災害時の安全を考慮して設計され、割れた窓ガラスの落下を防ぐために設けられた。

これは、創業者本田宗一郎の「割れないガラスはできないか」という要望から生まれたものである。

ビルの設計は椎名政夫が担当し、倉方氏は「安全が最優先に考えられている」と述べている。

さらに、ビル内の避難経路やサインデザインも人間の行動特性に基づいて設計されており、緊急時の避難を容易にする工夫が施されている。

地下3階には35トンの大樽があり、災害時の飲料水として利用される。

ホンダ青山ビルはオフィス環境の効率化を図るため、可動間仕切りや二重床を採用し、柔軟なレイアウト変更が可能である。

新しいビルの建設は2025年度から始まり、2030年度の完成を目指している。

新ビルの設計にもホンダの理念が色濃く反映されることが期待されている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6a22911cb386bfbf5015ef4b0c3f69025af0017c

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