JR東日本が発表したローカル線の赤字は757億円、西日本も233億円。地域交通の維持が急務です。
この赤字は、利用客が1日1キロあたり平均2000人未満の36路線72区間にわたるもので、特に羽越本線の村上駅と鶴岡駅間が約49億円で最も深刻な状況にあります。
次いで、奥羽本線の東能代駅と大館駅間が約33億円の赤字を記録。
さらに、久留里線では収入が約100万円にとどまり、収入を得るためにかかる費用は約2億3700万円に達しており、経営の厳しさが浮き彫りになっています。
JR東日本は、地域の人々に現状を理解してもらい、持続可能な交通体系についての議論を進めたいとの意向を示しています。
一方、JR西日本も2021年度からの3年間で17路線30区間でおよそ233億円の赤字を計上しており、ローカル線の経営問題は全国的な課題となっています。
これらの状況は、地域交通の維持や改善に向けた取り組みが急務であることを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97be6df0d9f3cb3020cdf2d2886f207cd5cf6032
JR東日本・西日本のローカル線の赤字問題に関するコメントは、多様な視点から議論されていました。
特に羽越本線が赤字になった理由として、鉄道施策の影響が強調されていました。
かつては重要な輸送ルートであった羽越本線が、特定の路線に長距離輸送が委ねられた結果、赤字路線となってしまった経緯が説明されていました。
さらに、地域の交通維持の重要性が指摘され、単に赤字路線を廃止するだけではなく、全体的な鉄道網の意義を考える必要があるとの意見もありました。
また、久留里線や他の地方路線についても、廃線の危機が迫っているとの声があり、地域住民にとっての交通手段の確保が求められていました。
経営の難しさや人口減少が進む中、鉄道のインフラ維持に関する意見も多く、国に対する鉄道事業の返還を求める声もありました。
全体として、赤字路線の廃止を支持する意見があった一方で、鉄道の社会的役割や地域交通の重要性を訴える意見が多く、バランスの取れた議論が行われていました。
ネットコメントを一部抜粋
羽越本線をローカル線に貶めたのはJRがやってきた鉄道の施策にある。
赤字が最も大きかった羽越本線ですが、特急いなほは走ってるし日本海側の貨物輸送を担っている。
採算の合わないローカル線は順次廃止して行くしか有りません。
インフラの鉄道は国民の生活のために必要です。
人口がどんどん減ってるのに道路をどんどん作ってる。