韓国と米国がワシントンで定例安保協議を開催し、北朝鮮の派兵への対応を議論する。ウクライナへの兵器供与も示唆され、地域の安全保障強化が狙い。
要約すると韓国と米国は、ウクライナに侵攻しているロシアを支援するために北朝鮮が兵士を派遣した状況を受け、2023年10月30日(現地時間)にワシントンで定例安保協議(SCM)を開催する。
この会議は、両国の主な軍事政策を協議・調整するための枠組みであり、韓国の金龍顕国防部長官と米国のオースティン国防長官が出席する。
SCMでは、韓国に対する米国の「核の傘」を提供する拡大抑止策についても議論されるが、特に北朝鮮の派兵への対応が主な焦点となる見込みだ。
韓国はウクライナへの攻撃兵器の供与についても示唆しており、これによりロシアと北朝鮮に対して強力なメッセージを発信する意図がある。
また、SCMに続き、10月31日には外交・国防閣僚協議(2プラス2)が開催され、韓米の2プラス2の開催は3年ぶりとなる。
この一連の協議は、地域の安全保障環境における変化に対応するための重要なステップとされており、特に北朝鮮の動向に対する警戒感が高まる中で行われる。
両国は、北朝鮮の軍事行動に対して連携を強化し、安定した地域の平和を維持するための方策を模索している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d2cfff0a626a6c77fe75f5e8f80760e0a5939873