日経平均株価は298円高で取引を終え、米雇用統計や日銀会合を控え警戒感が高まる。衆院選の影響は一段落。
ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏によると、アメリカ株の上昇が日本株にも好影響を与え、特に海外投資家による買い戻しが見られました。
また、アメリカの長期金利が上昇したことから、日本の銀行株など金融関連株にも買いが入ったことが、全体の投資家心理を和らげる要因となりました。
衆議院選挙の影響は一段落し、今後はアメリカからの重要な経済指標の発表が控えているため、警戒感が高まると予想されています。
井出氏は、今週末に発表されるアメリカの雇用統計や、その前に行われる日銀の金融政策決定会合に向けて、市場参加者が慎重な姿勢を強める可能性があると述べています。
これにより、今後の市場動向は不透明感が増すことが予想され、投資家は注意深く市場を見守る必要があるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fc59a73ac3aa2b185acda0ff9f379612c7f2069f
コメントでは、日経平均株価の上昇が喜ばれる一方で、円安や物価上昇に対する懸念が多く表明されていました。
特に、3000品目以上の値上げが続く中、円安是正への取り組みが求められ、政府や日銀に対して本腰を入れるよう促す声がありました。
また、円安を容認する風潮に対する不満も見受けられ、特に中小企業の厳しい状況が取り上げられました。
さらに、日銀の政策金利引き上げに対して慎重な姿勢が求められ、経済の地合いが悪い中での利上げは早すぎるとの意見がありました。
雇用統計や日銀会合などの短期的なイベントも重要視される一方で、米国の大統領選挙が市場に与える影響についての懸念も示されました。
全体として、株価の上昇を喜ぶ声があったものの、経済の基盤に対する不安が根強く残っていることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
株価さえ上がればそれで良しといった次元の話しでは最早ない。
政府日銀は本腰を入れて現在の円安是正に向けた金融政策へ取り組む必要がある。
円安·物価上昇でも、収入がそれ以上に上がればいいとお花畑の理想論を信じ口にする人がいる。
頼むから日銀は少なくとも年内の政策金利引き上げはやめてほしい。
市場は政権交代がないことを確信しましたし。