ゼレンスキー大統領がトルコを訪問し、ウクライナ抜きの和平は無意味と主張。米露の動きに対抗し、国際社会に訴えかける。
この訪問は、米国とロシアが進めるウクライナ戦争の終結に向けた外交的動きに対抗するものであり、ゼレンスキー氏は「ウクライナ抜きの和平プロセスは無意味だ」と主張している。
彼は自身のSNSで、トルコ側との協議内容について、ロシアに連行されたウクライナ国民の返還や食糧安全保障の問題を取り上げると述べた。
ゼレンスキー氏は、サウジアラビアを訪問する予定だが、米露の協議とは無関係であることを強調している。
また、トルコのフィダン外相は、将来的な和平プロセスにおいてトルコが関与すべきだとしつつ、ウクライナの領土的一体性を保持することが理想であると語ったが、現状の戦争状況を踏まえ、ウクライナが停戦交渉で領土の割譲を余儀なくされる可能性も否定しなかった。
トルコはNATO加盟国でありながら、ウクライナ戦争に関しては中立的な立場を維持し、これまでロシアとウクライナの仲介に意欲を示してきた。
ゼレンスキー氏のトルコ訪問は、国際社会に対してウクライナの立場を明確にする重要な機会となる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/54ae220eb6c3f08499a0df0030d0708b64e51e39
ゼレンスキー大統領のトルコ訪問に関するネットのコメントは、和平プロセスの進展に対する懸念や、ウクライナの戦争終結に向けた戦略についての意見が多く寄せられていました。
多くのコメントでは、ゼレンスキーが自国の利益よりも自身の政治的な立場を優先しているのではないかという疑念が表明されていました。
また、米国の支援が減少する中で、トルコやサウジアラビアに頼る姿勢が、ウクライナの立場を弱める可能性があると指摘されていました。
さらに、NATOへの加入やEUからの武器支援の重要性が議論され、これらがロシアに対する戦力を強化するための鍵であると考えられていました。
和平案にウクライナが含まれないことや、当事者であるロシアとの対話が欠如していることに対しても批判があり、国際社会の仲介が果たす役割についての疑問も呈されていました。
全体として、ゼレンスキーの行動が国民の期待に応えられていないとの意見が多く見受けられ、今後の和平プロセスに対する不安が広がっていました。