ウクライナ戦争終結に向け、米ロがサウジで協議を開始。欧州諸国は不参加で懸念を表明。
18日、米国のルビオ国務長官やロシアのラブロフ外相をはじめとする当局者たちが出席し、重要な議論が行われています。
今回の協議にはウクライナやその支持国である欧州諸国は参加しておらず、これに対する懸念が高まっています。
米国側からは国家安全保障担当大統領補佐官のマイク・ウォルツ氏や中東担当特使のスティーブ・ウィトコフ氏が参加しており、ロシア側からは大統領補佐官のユーリー・ウシャコフ氏や米国人囚人釈放の合意に関与したキリル・ドミトリエフ氏などが出席しています。
ラブロフ外相は、この協議が二国間関係の「異常な時期」を終わらせることを目指していると述べ、将来的にはトランプ米大統領とプーチン・ロシア大統領の会談に向けた基盤を築く可能性があると示唆しました。
一方、欧州の首脳たちは協議から除外されたことに懸念を示し、パリで緊急会議を開きました。
ウクライナのゼレンスキー大統領も、欧州諸国に対し統一された軍事および外交政策の形成を呼びかけ、米国の支援が保証される時代が終わったと警告しました。
これらの動きは、ウクライナ戦争の行方に大きな影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6596ad4055080c563894307cc0ce5ce3315af56
サウジアラビアで行われた米ロ協議について、コメントが多く寄せられました。
多くの人がサウジの外交力が向上していることに注目し、特にイランとの和解やイスラエルとアラブ諸国の関係改善などが挙げられました。
サウジは今回のウクライナ問題を通じて、国際的なキープレイヤーとしての地位を確立したいという野心があると指摘されました。
また、ムハンマド・ビン・サルマンがサウジを世界のリーダー国家にするという目標を持っていることも強調されました。
これにより、サウジは単なる産油国ではなく、国際的な調停役としての存在感を示したい意図が見えました。
さらに、ウクライナがロシアとの交渉を禁じた大統領令の影響で参加できない状況にあることが、自業自得であるとの意見もありました。
ウクライナの立場を理解しない人々に対しても、情報収集の重要性が指摘されました。
サウジでの協議が進む中、ウクライナの不在が将来の問題を引き起こす可能性があるとの懸念が表明され、米国やロシアの思惑が絡む複雑な状況が浮き彫りになりました。
全体として、サウジの外交的な役割とウクライナの立場について、様々な意見が交わされました。