ウェイモのロボタクシーサービスは、8月以降に急成長し、週15万件以上の乗車数を記録。テスラを圧倒し、今後も成長が期待されています。
この成長は、同社がイーロン・マスク率いるテスラなどの競合他社を圧倒的にリードしていることを示しています。
アルファベットのCEOスンダー・ピチャイは、10月29日の第3四半期の決算発表でこのデータを明らかにし、ウェイモが同社の「その他(Other Bets)」部門の最大の構成要素であることを強調しました。
この部門の四半期収益は31%増の3億8800万ドルに達し、営業損失も減少しました。
ウェイモは、毎週100万マイル以上の完全自動運転を行い、15万件以上の有料乗車を提供しており、これは業界初の一般的な利用レベルへの到達を意味しています。
乗車数は5月の5万件から8月には10万件、そして現在の15万件に急増しました。
ウェイモはフェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルスでのサービスを拡大しており、今後数カ月間も成長が期待されています。
資金調達のため、同社はアルファベットや投資家から56億ドルを調達し、新たな車両の生産施設を設立する計画です。
また、ヒョンデのIoniq 5モデルをベースにした電気自動車を調達し、次世代のセンサーとシステムに移行することで収益性の向上を図っています。
ピチャイは、ウェイモが安全を重視しながらもスケールを拡大していることを強調し、アルファベットの株価も上昇しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e5514f66ab34635b171471bc6ce1233231da3191
ウェイモのロボタクシーサービスに関するコメントでは、自動運転タクシーの利用料金が現在の1/10になる可能性について言及されていました。
この料金の低下が実現すれば、利用者が増え、ラストワンマイル問題の解消にもつながると期待されていました。
特に、東京から大阪までのタクシー料金が18万円から1万8千円に下がることで、家族連れがタクシーを利用する機会も増えると考えられていました。
一方で、日本の自動車文化や狭い街並みを考慮すると、自動運転タクシーの普及には高いハードルが存在するとの意見もありました。
運転手不足が深刻な日本では、ロボタクシーと外国人運転手の競争が予想され、ロボタクシーが特定の指示を理解するのが難しいとの指摘もありました。
しかし、遠隔監視システムが導入されていることに驚きつつも、技術の進歩に感心する声もありました。
また、ロボットのコスプレをした運転手が運転するタクシーに乗ってみたいというユーモアのあるコメントもありました。
全体として、ロボタクシーの導入が日本のタクシー業界に与える影響や、実現可能性についての多様な意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
自動運転タクシーの利用料金はいまの1/10になるという話でした。
自動運転に興味はあるが、日本での普及にはハードルが高い気がする。
競争が起きて利用価格も安価になれば、世の中にインパクトがありそう。
ロボタクシーさん、ここ裏口やから表側に行ってとか、難しいだろう。
ロボットのコスプレした人が運転してるタクシーに乗ってみたい。