2024年の衆院選で立憲民主党や国民民主党が躍進した理由を選挙プランナーが分析。政治とカネの問題が影響し、野党共闘の歴史も振り返る内容です。
今回の衆院選では、立憲民主党が98議席から148議席へと躍進し、国民民主党も大きな成長を見せました。
松田氏は、立憲民主党の勝因として、小選挙区での勝利と「政治とカネ」の問題を強調する戦略が効果を上げたことを挙げています。
特に、自由民主党の裏金問題が有権者の関心を集め、立憲民主党がその批判の受け皿として機能したと分析しました。
また、松田氏は、過去の選挙における野党共闘の歴史を振り返り、2021年の衆院選では野党候補が乱立し、自民党が競り勝った経緯を解説。
2021年の教訓を踏まえ、今回の選挙では野田代表が共産党との距離を置いたことが、立憲民主党にとってプラスに働いたと評価しました。
全体として、松田氏は、与党候補が支持層を固めきれない中で、立憲民主党が野党第一党としての地位を確立したことを強調し、今後の政治情勢における変動の可能性についても言及しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/193eb0fb5a11c848dbf3ee24aeb4ec531b85ff57
衆院選における立憲民主党の躍進について、ネットのコメントではさまざまな意見が交わされました。
自民党の敗北が明白である一方で、立憲民主党もその影響を受けているとの見方がありました。
特に比例代表での票の伸びが少なく、国民民主党やれいわ新選組に票が流れたことが指摘されていました。
国民民主党は具体的な政策を掲げ、特に生活に焦点を当てたため、多くの支持を集めたという意見がありました。
立憲は自民党からの流れを受けた形ではあるものの、支持の根拠が薄いとの見解もありました。
また、投票率が低下する中で野党が票を増やしたことは、与党に対する不満の表れとも解釈されています。
今後の野党の活動によっては、再び与党に票が戻る可能性もあるため、有権者の期待に応える政策が求められるという意見が強調されました。
立憲民主党は、政権交代を目指すためにも、今後の戦略を見直し、より具体的で国民に寄り添った政策を打ち出す必要があるとの声が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
自民党の惨敗は明白だけど、実は立憲も問題が露呈した結果だったと思う。
投票率が前回より下がっているのに野党の票が増えているということは、今まで与党に入れていた票が野党に流れた。
立憲民主党もせっかく躍進したからには、政権取りのポーズも必要ですけど、万万が一、全ての野党共闘が出来て政権取れたとしても寄せ集めでの不安定さは、比較第一党の自民党以上でしょう。
国民民主の立ち位置は「非自民」で尚且つ中道保守という、今の有権者のボリュームゾーンを捉えていて、現役、若者世代にフォーカスした訴求力の高い公約が広く支持を集めた。
立憲は別に勝ったわけじゃないだろう。
勝ったという表現が一番合ってるのは国民民主党でしょうね。