スズキが新中期経営計画「By Your Side」を発表し、2030年代前半には営業利益率10.0%以上、ROE15.0%以上を目指す。電動化やカーボンニュートラルに注力し、インド市場でのシェア拡大も狙う。
要約するとスズキは2023年2月20日に新中期経営計画「By Your Side」を発表し、2025年度から2030年代前半にかけての成長戦略を明らかにしました。
この計画では、営業利益率を10.0%以上、自己資本利益率(ROE)を15.0%以上に引き上げることを目指しています。
現行の中期計画を前倒しで終了し、新たな目標を設定しました。
スズキは「生活に密着したインフラモビリティ」を目指し、顧客や社会にとって信頼される存在であり続けるための非連続な挑戦を強調しています。
2023年度の営業利益率は8.7%、ROEは11.7%ですが、2030年度までに売上収益8兆円、営業利益8000億円を目指します。
特に、四輪事業では販売台数420万台を見込み、二輪事業でも254万台を目指しています。
また、スズキは電動化やカーボンニュートラルの取り組みを強化し、2050年までにCO2排出をゼロにする目標を20年早めました。
インド市場ではシェア50%を目指し、BEV(バッテリー電動車)を増やす計画も立てています。
新中期経営計画では、スズキの技術戦略として「小・少・軽・短・美」の理念を掲げ、エネルギー使用の最小化を図りつつ、製造からリサイクルまでの資源リスクと環境リスクを軽減する技術を追求するとしています。
鈴木俊宏社長は、経営の原則に基づき、スズキの持続的な進化を強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6fb2e82e6379bb3eecb45be95ac45d87e61cb997