ゼレンスキー大統領は、ロシアの侵攻から3年を迎えた24日、「今年中に戦争を終わらせたい」と表明。EUとNATO加盟の重要性を訴え、捕虜交換が和平の鍵と語った。
この日、欧州各国の首脳とカナダのトルドー首相が集まり、ウクライナへの支持を表明した。
ゼレンスキー氏は、戦争の影響でウクライナ国民が非常に困難な状況に置かれていることを語り、短期的にはロシアの再侵攻を防ぐための安全保障保証が必要であると訴えた。
また、EUとNATOへの加盟が大きな助けになるとし、NATO加盟を認められれば大統領を辞任する意向も示した。
記者会見では、アメリカのトランプ大統領との関係についても触れられ、トランプ氏がゼレンスキー氏を「独裁者」と批判したことに対し、ゼレンスキー氏はアメリカの支援を期待する意向を示した。
さらに、完全な捕虜交換が戦争終結の「始まり」となる可能性があると述べ、ロシアに拘束されているウクライナ人の数は8000人を超えると推測されている。
今回の首脳会合にはアメリカの代表は不在で、カナダのトルドー首相が「力が正義ではない」と発言した。
デンマークの首相は、戦争終結後の平和維持軍派遣について柔軟に対応する考えを示した。
欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は、ウクライナの運命はヨーロッパ全体の運命でもあると強調し、2030年までにEU加盟が可能であるとの見解を示した。
この会合は、フランスのマクロン大統領が米国でトランプ大統領と会談する前の重要な場となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/af6af45644dd7853b2edf8471ac645f5e3748837
ゼレンスキー大統領が戦争終結に向けた強い意志を示したことに対して、ネットのコメントでは様々な意見が寄せられました。
多くのコメントが、戦争が早期に終わることを期待していたものの、実際にはその実現が難しいと感じていたようです。
特に、ロシアの経済圏から西側が撤退することは難しいとの見解が多く、欧州がロシアのエネルギーに依存している現状が指摘されました。
さらに、トランプ氏の発言がゼレンスキーの対応に影響を与えたのではないかという意見もあり、国際情勢の複雑さが浮き彫りになっていました。
コメントの中には、ゼレンスキー大統領が亡命する可能性について言及するものもあり、戦争が終わった後のウクライナの未来に対する懸念が表明されていました。
また、ウクライナ国内の政治状況や、ポロシェンコ氏との関連についても言及され、今後の展望に対する不安が感じられました。
全体として、戦争の終結を望む声が多かったものの、その実現には多くの課題が残っているとの意見が目立ちました。