プーチン大統領がトランプ氏の国防費半減提案に交渉の用意を示し、ウクライナ問題や国際協力の重要性について言及した。
この発言は、24日にモスクワ郊外でのインタビュー中に行われたもので、プーチン氏は「われわれは合意できる可能性があるし、反対でない。
良い考えで、交渉の用意がある」と強調した。
また、中国については、合意の後から参加することも可能だとした。
トランプ氏は、ウクライナやパレスチナ自治区ガザでの戦闘が収束した際に、国防費半減について中ロ首脳と交渉する意向を示している。
プーチン氏は、トランプ氏のウクライナに対する厳しい姿勢について、彼がウクライナの国家存続の条件を作りたいと考えているのではないかと推測した。
彼は、米国とロシアの双方が和平実現を望んでいるものの、ウクライナのゼレンスキー大統領が目標達成の妨げになっていると指摘した。
さらに、プーチン氏は、欧州諸国の参加を歓迎するとし、ロシアにはウクライナよりも多くの希少鉱物が存在し、米国と共同開発を進める意向も示した。
このように、国防費の半減という提案は、国際的な軍事費の見直しや、各国間の協力関係を再構築する可能性を秘めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/924f0bce055e4b59a5f2aca6491984aad2b29426
プーチン氏がトランプの国防費半減提案に交渉の意向を示したことについて、ネットのコメントでは多様な意見が寄せられました。
まず、提案そのものが非常に合理的で建設的であり、米露が敵対し合うことで防衛費が膨れ上がるよりも、交渉を通じて平和を築くことが重要であるとの意見がありました。
このような提案が実現すれば、トランプ氏はノーベル平和賞を受賞する可能性もあると考えられていました。
一方で、ロシアの軍備がウクライナとの戦争で実質的に損傷を受けている中で、米国の軍事力を半減させることが本当に可能かという懸念も表明されました。
特に、米国が軍事費を削減すれば、同盟国へのプレゼンスが失われ、世界の軍事バランスが崩れるのではないかという不安が多くのコメントに見られました。
また、プーチン氏の信頼性について疑問を持つ声もあり、和平を実現するためにはウクライナの安全保障を確保する必要があるとの指摘がありました。
さらに、米露の接近が中国を巻き込む形で進む可能性についても意見が分かれ、特に中国がどのように反応するかが重要なポイントとして挙げられていました。
最後に、トランプ氏の提案が実現するかどうかに対する懐疑的な見解も多く、過去の約束が守られなかった事例を引き合いに出し、実行性に疑問を投げかけるコメントが目立ちました。
このように、提案に対する賛否が分かれ、実現可能性について多くの人が慎重な姿勢を示していました。
ネットコメントを一部抜粋
非常に合理的かつ建設的な提案ではないか。
米国が半減したら、世界各地の米軍は撤退ですかね。
核超大国同士の軍縮が世界の軍縮につながる。
プーチンを信じて大丈夫かどうか?
ロシアの思うつぼ。