ドイツで国際女性デーに合わせて慰安婦像が設置され、戦争中の女性への暴力を告発する意義が強調されています。設置には市民団体の働きかけがあり、ウクライナ難民の合唱も予定されています。
この慰安婦像は、ナチスの犠牲者を追悼するケルン市の「ナチス記録センター」前と、ヘッセン州のカッセル大学近くの教会にそれぞれ展示される予定である。
設置を主導したのは、ベルリンに拠点を置く韓国系市民団体「コリア協議会」であり、戦争中にアジアで行われた女性に対する犯罪を告発する一環としての意義を持つ。
ケルン市の慰安婦像は、2023年6月1日まで展示されることが決まっているが、設置に際しては市当局が慎重な姿勢を示し、公共の場での設置には市の政治委員会の決定が必要とされていた。
その後、市民団体からの抗議を受けて政治委員会が設置を支持する形となった。
カッセル大学近くの教会に設置される像は、2022年に学生らとの協力で設置されたものであり、大学側は設置期限が過ぎたとして撤去を求めていたが、今回は教会の承諾を得て再度設置されることとなった。
除幕式にはウクライナ難民の女性による合唱も予定されており、慰安婦像があらゆる女性に対する暴力に反対する象徴としての役割を果たすことが期待されている。
過去には、日本政府からの圧力によって撤去の危機にさらされていた慰安婦像だが、今回の設置はドイツの市民団体にとって特別な意味を持つとされている。
また、2015年の日韓合意では慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」が確認されているが、国際社会での批判を相互に控えることが求められている。
今回の慰安婦像の設置は、その合意の枠組みの中で新たな議論を呼び起こす可能性がある。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f326e262ed5f1bf09f0d5d2792f2200d3ceefcf1
ドイツで慰安婦像が設置されたことに対するコメントは、韓国の歴史認識や外交政策に対する懸念を表していました。
多くのコメントでは、韓国がこの像を設置することで国際的な誤解を生む可能性や、政治的な意図があるのではないかとの疑念が示されていました。
特に、女性の戦争被害を訴える像という普遍的な理由が強調される一方で、実際には反日運動の一環として利用されるのではないかという懸念がありました。
また、日本政府の対応に対する批判も多く、遺憾の意を表すだけでは不十分で、経済制裁などの実効性のある手段を求める声が上がっていました。
さらに、韓国の歴史教育やメディアの影響についても言及され、誤った情報が国際社会に広まることへの警戒感が強調されていました。
全体として、韓国の行動が日本や国際社会に与える影響について真剣に考える必要があるとの意見が多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
移民問題の一つとして捉えるべきだ。
事情を知らない公共団体を騙して設置するのは問題だ。
日本政府は韓国との付き合い方を見直すべきだ。
外務省は事なかれ主義で問題を大きくするばかりだ。
韓国は日本より裕福なのに、なぜこれをやるのか。