ファミリーマートが「涙目シール」を導入し、食品ロス削減を目指す新しい取り組みを発表。全国展開は3~4月に予定。
要約するとファミリーマートは、食品ロス削減を目的とした新たな取り組みとして、消費期限が迫ったおむすびや弁当などの中食商品に「涙目シール」を導入することを発表しました。
このシールは、感情に訴えかけるデザインが特徴で、消費者に食品ロス削減への関心を高めてもらうことを狙っています。
具体的には、シールには「たすけてください」というメッセージと共に、大粒の涙をためたおむすびのキャラクターが描かれています。
この新しいデザインは、昨年に一部店舗で行われた4週間の実証実験の結果、従来のシールよりも販売が5ポイント向上したことを受けてのものです。
この成果は、1日あたり約5個のおむすびに相当し、全国で1年間実施することで約3000トンの食品ロス削減が見込まれています。
さらに、デザイン作成にあたっては消費者の意見を反映し、メッセージとキャラクターがより目立つように改良されています。
シールは7種類の値下げ額(10円、20円、30円、50円、100円、120円、150円)を用意しており、消費者が手に取りやすい形を整えています。
また、ファミリーマートでは、おむすびや弁当、寿司などの米飯全商品において、消費期限を2時間延長することも発表しました。
これは、炊飯工程の技術向上により、おいしさを長く維持できることが確認されたためです。
今回の取り組みを通じて、ファミリーマートは消費者に食品ロス削減への参加を促し、持続可能な社会の実現に寄与したいと考えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/279f0d0047d857754e70dc8565fefa18aace4928